●10年分の
日記全部
●日記を書いてる人
空想雑貨店主



◆ガンタマ日記2009年3月へ続く




2009年2月28日(土)
夜、妹夫婦が来た。
香味やから洋食弁当をとり
デザートには上野桜木のイナムラショウゾウのモンブラン(マロンケーキ)とおごった。
朝一番で並んで買ってきた。
アンテナの人、山科直治ひきいるバンダイ以前の日本一の玩具メーカー
「マルサン商店」の石田実社長の自宅は
このケーキ屋から歩いてすぐのところにあった。
いちど茶室に招待されてみたかった。
「人まねはするな」とか
「俺はテキ屋なんだから」とか気っ風のいい発言をじかに聞いてみたかったモノだ。



2009年2月27日(金)
雪。
ダイヤモンドより硬いモノが発見された。
六方晶というところが興味深い。
※ロシア構成主義のポスター

ショップオーナー氏来店。
皆さん自宅もモノであふれかえっているらしい。
苦笑する。
売れ筋傾向を質問した。



2009年2月26日(木)
将棋の羽生名人の「決断力」などを読んでいると、
情報選択の手段として、
ゴースト情報量でなく、職業的直感に基づく少数精鋭情報力だとあり、
それは情報をいかに捨てるかという決断だという。
大山15世名人はその最たるモノで、
読みというよりもカンが際立っていて、むしろ手を読まないくせに、
ぶれることがなかった。

一歩進めていうならば、
「方向性」をしっかりとると言うことだと思う。
「方向性」さえ間違えなければ、
多少の現世的なことなら克服できる。

どれだけ本を読んだとか、コレクションの数を誇ったところで、
無意味だ。
宇宙の法則に反している。
数は少なめ、味は濃い方がいい。
かたちは端正なモノより
すこしゆがんでいたり、ひび割れているモノの方が
色気があって、上級だ。



2009年2月24日・25日(火・水)
こういう物言いは自分の好みだな。


そして祖父はいつもここにいて、
ウォールデン池(ソローがここで森の生活の着想を得た場所)の
澄んだおいしい水の何杯かをさしだしたり、
シェイクスピア池の深い井戸の底に向かって大声で叫び、
満足げに反響に耳をすませたのだ。
ブラッドベリの「さよなら僕の夏」より。


僕もいくつかの池を知っています。
ダンセイニのつくった黄昏が反射する池だったり、
ほとりに椅子を持ち出せば小鳥の声にうとうとするようなデザイナーの池を。
そこに座れば、
みんな同じ時代の素材からできているという見晴らしが開ける
イームズやパントンやニイさんの池を。
そこから流れるプラモデルやソフトビニール人形の水路を、
ハッキリ見ることができるのだ。



2009年2月23日(月)
今週いければ、「ロシア・アヴァンギャルド展」へ行くつもり。
ロシア革命前後は、大胆な精神が謳歌していた。
昭和のブリキロボットのデザインには、
このロシア構成主義の影響があるように思えてならない。



2009年2月22日(日)
東京オリンピック前と後では東京は変わっているのにね。
本の中だけでしか東京を知らない人にはわからないんだな。
二十世紀少年の美術監修は結局しなかったんです、といったら、
常連氏からこう返事が来た。
さらに、
70年代と60年代の情景がごちゃ混ぜ。
万博の頃にはまわりではランニング着てなかったよなあ。


僕はいまでも、万博に行くような高校生でなくて良かったと思っている。
僕の夏休みは確実に、人類の調和と進歩の万博でなく、ハイウェイ61につながっていた。



2009年2月21日(土)
平凡な一日。
そういえば何日か前に浅草で
カワサキのオートバイ「マッハ」を見かけた。
白のマッハだった。
四十年たっても、じゃじゃ馬なのだろうか。
ときおり昔を思い出しては、吼えて、白い雲を道路に残すのだろうか。
錆びついて時代にこびてはいないのだろうか?
「マッハ」



2009年2月20日(金)
春になる前に花粉症が勃発した。
朝からかなり冷たい雨。
バンダイと海苔やさんがコラボした記事が
日経にでていた。
横の連携を強めるということだろうか。
あるいは対角線か。
いずれにせよ我々は宇宙の一方しか見ていない。



2009年2月19日(木)
着物姿のエイゾウディレクターとオーディオマニアIT会社社長氏と僕とで
上野トンカツ井泉本店のクラシックな座敷で
ちょっと遅い新年会。
店で音楽を流すならば、JBLBOSE
どちらがいいのか質問してみた。



2009年2月17日・18日(火曜水曜)
骨董屋さんとつきあうのは難しい。
とはいっても僕の場合は
行けば必ず何か一品買うようにし、
必ず話をするようにする。
今日は金魚の飼い方を聞いた。
鉄人28号のお茶碗を分けてもらった。



2009年2月16日(月)
整理していたら、
ショーケースのカタログにこんな駄菓子屋さんの写真が載っていました。
もっと幸福を味わいたい人は、拡大写真で、拡大写真



2009年2月15日(日)
今日はあったかな日なのだろうか。
妙な天気だ。
昨日は妹が来たので、インテリアの話になった。
雑誌の整理をしていたら
ホビージャパンやフィギュア王がすごい量あるので
困った。
とりあえず紐かけようの秘密兵器を入手したのだが。



2009年2月14日(土)
昨日夜秋葉原のヨドバシまで、
事務用品の補充に行こうとしていたのだが、
やめた。
やはり春一番だった。
思えば、誰に頼まれてもいないのに、
毎年毎年ある時が近づくと、同じように、春がせまってくるという
無償のオートマチズムはものすごいことだ。
政治や文化ではとてもこうはいかない。
金持ちに金は貸せても風は貸せない
クリティカル・パス(〜人類の生存戦略と未来への選択〜)の中で
バックミンスター・フラー教授が引用していた
たしか東南アジアのことわざを思い出した。



2009年2月13日(金)
夜、強風で店横の百円自動販売機のゴミ箱が吹っ飛ぶ。
春一番のようだ。



2009年2月12日(木)
すっきりしましたね
店のインテリア変更を宅急便屋にいわれる。


インテリアはよくいわれることだが、
マイナス気味に飾るのがいい。
たすばかりでなく、ひかないと。
わかってはいたのだが、
入荷があるたびにケースがひとつ増え、
ケースの中がごちゃごちゃになりという繰り返しで、
ずっと来ていたから。


まあ、お茶でも飲みに来てください。
おもちゃにとっても人にとっても
リラックスした環境で楽しめることがいちばんなのだから。


※以前の店内



2009年2月10日11日(火曜水曜)
店内のリニューアルが一段落したので、
今年最初のIKEA参り。
ウオールシェルフを買う。
カラーコピーした絵と
CDを
自宅玄関脇のスペースにディスプレーしてみた。
スノーマンの人形を飾ったせいなのか、
一日寒かった。



2009年2月9日(月)
これを飾ってください
スニーカーを渡され、さて思案のしどころ。
どんなおもちゃと組み合わせてディスプレーしようかな?



2009年2月8日(日)
世間の様子とは関係なく
お店が明るく楽しくなったのである。
記念してなにかミニイベントのようなことがやりたくなってきた。
開店当初は、カレーパーティとかやったものでしたが。



2009年2月7日(土)
夕方から急に寒くなった。
昼間はあったかな方だと思う。
朝はアイビーに水をやり、
店では一日キースジャレットをかけていました。
カウンターが広くなり、
お客さんとの距離感がとても近くなりました。
お店はまだまだバージョンアップ。
見に来てやってください。



2009年2月6日(金)
浅草骨董市帰りの女性グループ。
楽しそうにお買い物していただきました。
店のリニューアルがまにあってよかったと思いました。
カウンターの中もすこし整理。
朝、かっぱ橋へいって買ってきた袋にも店のはんこを押したり、
徐々に僕の頭の中のお店モードも高まってきています。



2009年2月5日(木)
なんとか店を開ける。
さっそく、広くなったといわれる。
入谷のギャラリー「ガレリアアッカ」さんが来て、
いろいろ話し込む。



2009年2月3日・4日( 火・水)
筋肉痛
ガラスケースを大移動小移動した。
店を片付けたら倉庫がめちゃくちゃになった。



2009年2月2日(月)
お店の大掃除アンド大移動開始
十年ぶりの大事のような気がします。
いつも同じインテリアだとあきちゃうんですよね、店主自身が。
ということなので、
できるんだろうか?
マイナー変更はちょこちょこやってますけど、
今度はちょっと違う。
木曜日までには何とかしたいです。

とりあえず自宅の方までものが散乱しています。



2009年2月1日(日)
デラックスブースカさんが家族とやってきた。

囲炉裏をつくったり、
オートバイの旧車(メグロSG)に乗ったりしているとのこと。
とても元気そう。
趣味とはこうでなくっちゃ。



2009年1月31(土)
寒くて風も強くときおり冷たい雨。
しかしこんな天気も長くは続かない。
この国の経済が極寒といわれ叫ばれ続けるのはなぜだろう。
ものごとにはサイクルがあり、
必ずピークというものがある。
また土砂降りのところがあるのなら
ピーカンの天気の場所もあるはずである。
循環も極限飽和もいわゆる陰陽も心得ているのが
我が骨董の腹である。
確かに情報に揺さぶられはするが
何と言おうが我々骨董屋は景気の裏を読む人種である。





空想雑貨(浅草の懐かしおもちゃの秘密基地)