◆◆◆◆◆ ●ほぼ10年分の
日記全部
●日記を書いてる人
空想雑貨店主



■十周年目のガンタマ日記2008年10月■


2008年9月30日(火)
今日はたぶんおいしいコーヒーを飲みに行きます。
おいしいパンか
おいなりさんを買って、
リセットします。

2008年9月29日(月)
世の中がリーマン的現実ばかりで表現されるわけではないことを
我々の世紀は証明しなければならないだろう。
美しいモノは決して独占することはできないことを身をもって示したのは、
かの利休であった。
美しいモノ、うるわしいモノはいうまでもなく資本主義経済の尺度では測れない。

2008年9月28日(日)
「私がデザインしたもの全ては不必要だった。」


唯一の愛着は「枕とマットレス」


最も必要な事は「愛情」


引退宣言
デザイナー フィリップ・スタルク
彼が設計したのが浅草アサヒビアホールの「うんこオブジェ」なんですねえ。
知らなかった。
「今に骨董屋はデザイナーになる」といいたかったけれど、
スタルクを見るまでもなく、
「すべての職業者はなにがしかの骨董屋になるだろう」といった方がリーマン的現実なんですかねえ。
以前書いたことだけど、骨董屋のルーツって戦利品の販売なんです。

2008年9月27日(土)
半袖で表へ出ると寒くなってきました。

少し前に「怪獣ソフビのムック本」がでました。
感想というか、
昔のソフビ(1960年代または70年代)といまのソフビは
明らかに違いがあるんだけれど、
まるで同じように書かれている。
違いを感じてすらいないし、違っているとも思わない。
素材感(重さ、匂い、色の密度、手に持ったときの感触ほか)がまったく違うんですが。
そもそも造形物としての表現のレベルも違うし。


なにかレプリカオートバイで英国製オートバイを語っているような気がするなあ〜
マニアよ、大丈夫かあ〜

2008年9月26日(金)
海岸地方にある夏へと続く秘密のトンネル


秋にはいると俄然メンコが忙しい
答え、運動会や子ども向けの行事があるから。

2008年9月25日(木)
明け放れた門からふつうの民家の玄関らしきところに
ガラスケースの塊が見えた。
ちょうど小学校の前だった。
胸騒ぎがしてのぞいてみると、「駄菓子屋」だった。
もう20年早く、来たかった。

2008年9月24日(水)
成分を検出して紅茶に入れたくなるような夕焼け

2008年9月23日(火)
紙とセルロイド材質はどっちかと聞かれれば、
そうだ、水に浮かべば、セル。
沈むかしみてくれば、紙。
当時のクリスマスツリーの飾りの一品について問い合わせがありました。

2008年9月22日(月)
才能がすべてを解決するわけではない。
イタリアサッカーACミラン監督アンチェロッティの言葉。


チームのスランプ脱出については
「我々は『個々のクォリティと才能が全ての問題を解決するだろう』という誤解をしていた。
しかし、実際は勝利を収めるためにはプラスアルファの部分が必要となる。
才能は必要だが、それで全てが解決できるわけではない」


多数者と少数者の物理として考える参考になる。
天才は世界の舵取りはできるが
天才は世界を変えることができない。


せめて、このオモチャの世界だけは平和であるように祈ろうではないか。
オモチャ世界の観客サポーター審判団チームメイトのみなさん、応援よろしく。

2008年9月21日(日)
発見の法則、
発見場所は
ふだん知っている場所。


新生物の海

2008年9月20日(土)
昔「牛頭天王ゴズテンノウ」と名乗るものが、
自分に優しくしてくれた「蘇民将来ソミンショウライ」を助けた。
冷たくあたった者たちは疫病にかかって死んでしまったという。
日本史の中で「物部氏モノノベ」と並んで異彩を放つ「牛頭天王」の伝説はここに広まった。

霊都浅草には、「牛頭天王」も「蘇民将来」も当然かかわってくる。
言問通り沿いに隅田川を渡れば「牛島神社」がある。
浅草の隅田川流域がかつて国営牧場だったことを示してもいる。
家康の戦術家天海の祖・慈覚大師の直営の地。
さらに日光街道を進めば芭蕉の奥の細道の出発点ともなった碑が
蘇民将来の案内板とともに「スサノオ神社」にある。
これはいずれゆるやかにわかるだろう。※昭和30年代当時の驚くべきメンコの一枚

大人も子どももどうしてメンコに熱狂するのか?
メンコは江戸時代の投げる専門の「メンコ瓦(一般的には泥メンコといわれる)」がほんとうにルーツなのか?
いや、そのルーツといわれるメンコ瓦にしても、浅草隅田川沿い真土山山麓製今戸焼だということが、
何よりも雄弁にメンコのさらに深い意味と歴史を物語っていると感じている。

浅草は江戸の重力であり、
メンコはたとえるなら重力から解放される虹のようなアイテムである。

メンコの熱狂と本質性がいかに牛頭天王や蘇民将来の伝説とからんでいくかという謎解きは
(そしてまたも玩具王国浅草との関連も)
まあまたゆっくり・・・・・・・ときどきあかしたりあかさなかったり・・・・・・

※リーマンの月を思いながら
麗しき月こそ胸に昇りけり(空移)

2008年9月19日(金)
資料をまじめに追跡するだけの実証主義は僕にはあわない。
何もないところから
ゼッタイ結ばれそうもない二点間を結びつけ、「結び縫う」
ここ五年くらい真剣に追い続けてきたことが、
ようやく結晶化してきた。
「メンコ」と「牛頭天王」が思索化してきた。
どうやら捕まえられたと思うよ。


おもちゃってのはさ、ものすごく民族的で、知的なものなのさ。
世俗っぽいアタマじゃわかんないだろうな。

2008年9月18日(木)
大ゴジラ(マルサンの電動プラモデル)メンテナンスより帰還。
夕方から「アド街」撮影。


いま欲しいものを脳内整理。

2008年9月17日(水)
落下の王国
ポニョ を見る。
銀座アップルストアでiPhoneの話を聞く。

2008年9月16日(火)
人間の精神まで恐慌にならなければいいなと思いますが。
ここしばらくが人類の踏ん張りどころでしょうね。

虚空のスキットが鳴り響く(ピンクフロイドメンバー逝く)

◆記事http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080916-00000000-vari-ent


◆Youtube http://jp.youtube.com/watch?v=Enwnt7-j90k


◆Youtube  http://jp.youtube.com/watch?v=zlY-JlE5ZCo



流血の日曜日(リーマン破綻)

事故米の不正転売問題

中国毒粉ミルク事件

<iPS細胞>京大に特許…「ヒト含む」基本技術
さまざまな細胞に分化する能力を持つ人工多能性幹細胞(iPS細胞)について、
京都大は11日、基本的な作成手法に関する特許が日本で成立したと発表

星見石、発見
http://backnumber.dailynews.yahoo.co.jp/?m=9728&c=science

2008年9月15日(月)
敬老の日。
本日も通常営業しています。
めんこは「お父さん」や「会社の上司」への贈り物にも喜ばれています。
お求めやすい価格帯からあります。
通販もしています。
メンコや通販 http://menkoya.com/okaimono/omakase1.html
メンコやのページ(空想雑貨ネット支店)
お立ち寄り下さい。

2008年9月14日(日)
大家族で店へ入ってきて、
お父さんが早くしてねと家族に催促される。
お父さんはどれにしようか、夢見心地。
毎年繰り返されるほほえましい光景。



今朝珈琲を飲んでいるときにふいに其角が出てきた。


コーヒー飲んで人を訪ねよ山桜


しかしまだ
「行く水や〜海苔の味」の句は、まだ感じることができない。
一生かかるのかもしれない。


其角はどんな存在かと言えば、
芭蕉や蕪村の名前を挙げるのはともかくとして、
其角の俳句を研究していると言えばそれだけで
明治大正昭和平成の世では、すでに一人前以上の研究家といえる。
大学教授でなくとも。



其角ふうに習って、一句。
オタカバは食べ残したる寿兆



こんなところに発想のヒントがある。
日本美術の天才菱田春草による描写技法。

2008年9月13日(土)
テレビの鑑定団でガラモンが出たらしい。

空想の「ガラモン評価」。
思えば、ずいぶんとガラモンについて書いてきたものだ。

オートバイで言えば
ヤマハYDS1の浅間仕様というところか。


■ガラモン一期は、画期的なソフビであったという判断よりも、
ソフビを革命した記念碑的作品であったと断言できる。

戦後の玩具界日本ナンバーワンの浅草マルサン商店、
とくに石田実のプロデュース能力によるモノである。


そしてなによりも1960年代全般において
住宅から家具から自動車オートバイ時計に至る工業製品、商業一般商品において、
玩具というジャンルを飛び越えて、
日本製しかも浅草製という輝かしい栄誉を担うのである。


デザイン評論家や一般世間が気づく前に
おもちゃがデザインや特異な価格として語られるずっと前から
この時代の子供たちは
尻尾を振り回して愛していたのである。


イームズのチェアは理解されるまでおよそ半世紀かかった。
イームズのチェアもおもちゃである。
昔のラビットスクーターだっておもちゃである。
おもちゃがイームズのように広く理解されるまであとどのくらいかかるのだろう。


http://www.kusou.co.jp/ad/gala-info.html


http://www.kusou.co.jp/ad/gala-info10.html


http://www.kusou.co.jp/ad/gala-ad.html


http://www5f.biglobe.ne.jp/~kusou/tv20040724ad.html



2008年9月12日(金)
テレビ撮影の件で少し前進。

夜は将棋竜王戦挑戦者決定戦羽生名人の戦いをライブで。
あの攻防にはことばがないね。
先日の永世名人就位式の際
「まだまだ将棋にかける気持ちが足りない」といったらしい。

2008年9月11日(木)
蔵前の商店には、
「紙製玩具」を扱うところも多い。
ぬりえのきいちのきいちとは画家の名前。
さて、ぬりえできいちと並び有名な「まつお」とは?
ながいことまつおは松尾だと思っていた。
松尾という会社だと。



これが違って創業者の名前でした。
加納松雄さんでした。
松雄商店は、ぬりえの他に、折り紙、民芸品を取り扱っていました。

2008年9月10日(水)
ドーナッツドリッパーで

グラウベル特製「カフェリラックス」をたて
ピンクフロイドの曲をかけながら
生活雑貨全般、いやそれどころか生活そのものを
「生活=オモチャ」とコンセプトしてもいいんじゃないかと、
はじめて思い浮かんだ。
9月の朝は
季節があきらかにかわりはじめ、
風の向きも変わり
空の背景色も心持ちうすい青へと移行しつつあった。


風ぬるみ今ここにある彼方かな
昼寝する雲につながれ科学する(空移)

2008年9月9日(火)
重いのがいいのは、
なにも怪獣ソフトビニール人形ばかりじゃない。

重いのを重視するのは、
初期生産物が品質重視で過剰品質気味に「肉厚」だったり、
つまり生産的に立ち上げでおごった(ゴチした)結果なのだ。

このメンコはメンコ二三枚分のかなりの厚み。
そこではかったらなんとふつう1グラムなのになんと7グラムもある。

これじゃあひっくり返すのは大変だ。

2008年9月8日(月)
蝉をきけ一日啼いて夜の露
かまきりの尋常に死ぬ枯れ野かな


今年は海沿いで大きなかまきりに出会った。
蝉の抜け殻を子どもがのぞき込んでいた。
句はむろん江戸ナンバーワンの俳人其角である。
芭蕉や蕪村は当たりがつくが
其角、彼はまったく手強い才能、不思議なパズルである。
詰むや詰まざるや。

2008年9月7日(日)
赤く光る銀河の腕輪


人間勝手な天然森羅万象解釈によって
どんどん劣化粗悪化した人類には、
ほんとうに見えているのだろうか?
ちなみにこの渦巻きは左まきである。
そんなこんなを昨晩考えていたら外ではカミナリが光って落ちた。



↑長いつきあいのお客さんからの差し入れ、クッキー。

2008年9月6日(土)
ソフビやプラモやブリキなどなどの、トップコレクターの皆さんには、


ひとつお願いしておくことがあります。


九十年代の「店」と「マニア」をいつまでも記憶にとどめていて欲しいと言うことです。


モノがバトンタッチされても、
情熱やモノの収得にかけた膨大な時間が忘れられては、
モノはモノとして輝きようもありませんから。


ぜひモノとともに情熱もバトンタッチして欲しいと心から願います、お願いします。

2008年9月5日(金)
冷房にあたったのか
すこし頭痛がしてきたので、はやめに就寝。

昔の紙製玩具組合のカタログを見ていたら、
知りたいことが「落ちていた」。
まったく、何回も見ていたはずなのに。

2008年9月4日(木)


9月10月は祭日も多いから、旅行にもでたいし、
友だちも来るから、
しっかり稼ぎたいところだ。
ニーチェアも欲しいし、ネルソンの掛け時計も欲しいし、
クレーの絵も何点か狙っている。
ガーディニングも計画中だ。
料理も何かおぼえようかな。


「スニーカーについた水滴が彼らも知らない未来まではねました。」(WONより)

2008年9月3日(水)
日本の首相が二代連続して途中降板し、
次期有力候補をあてこんでまんだらけの株に買いが殺到する。


これでアングロサクソンや漢民族並みの
世界相場の国になってしまうのだろうか?
すべての大人には多くの「金太郎」になって欲しい。
★画像は1950年代につくられたセルロイドお面の金太郎。
山伏ふうであることが、金太郎の出自を暗示している。



GoogleがMicrosoftのInternet Explorer(IE)から市場の覇権を奪うことを目指し、
新しいWebブラウザ「Chrome」をリリースした。


・・・残念ながらいまだ世界智の方向性は、「不安」「飢餓」「脅迫」「競争」の方向をめざしている。
「独占」「支配」が実質的主人公のようだ。


まずすることのひとつはパソコンを打つ手を休めて、
《ローマ字変換入力》をやめて、「一太郎」に切り替えるべきだろう。
それはなぜならば、言語というのは、互換性や重合性や微分性さらに統合性などを象徴する
思索装置そのものだからである。
ディフォルトで思念の一本化競争をさせられ植えつけられてはたまらない。

2008年9月2日(火)
今年の夏はほんとによく「雲」の写真を撮った。
夏にさよならを言うのは、まだ早い。

2008年9月1日(月)
昨日午後8年ぶりに「アド街」さんが来てくれました。
年末番組のリサーチ。
長寿番組はあいかわらず仕込みがていねいですね。

8月最後の夜は店じまいしたあと、【ゆ】と夜お茶
目黒川沿いのカフェ「ユイット」で。
ここのロケーションなら毎日寄りたくなるはずだ。
ときどき木枠の窓の向こうの緑の葉っぱの上で空がピカピカしてた。


空想雑貨(浅草の懐かしおもちゃの秘密基地)トップページへ