◆◆◆ 世紀あけガンタマ日記 ◆◆◆


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6月1日(木)
店用のノートパソコンから
更新をした。
ちょっと手間取ったが。
まったくバックアップ用のマシンがあって助かった。

うちの爺さんが
戦後最初の菓子博覧会で
賞をもらった記事を読んだ。

第12回全国菓子大博覧会
 ・会  期  昭和27年5月20日〜30日までの11日間

 ・場  所  当時アメリカ軍が伊勢佐木町に建設し使用していた室内運動場「横浜
        フライヤージム」(837坪)を、内山神奈川県知事の熱意ある折衝によ
        って借りことができ、13年振りに開催されました。  

 ・戦後初めての菓子博であり、連日多くのお客様が訪れました。

「東おこし」(入丸製菓)名誉大賞牌

わが父が仏像好きという話しが出た。
それも古いほど良かったらしい。

昨日日本橋三越本店で
「秀吉・織部と上田宗箇展」を見た。
黒織部中星印の茶碗だけを楽しみにしていたのだけど。
織部らしい鮮烈さに欠けているような。
予想外に厚ぼったかった。
ただ下から見ると大きく見える不思議な茶碗だ。

織部はやや嗜好に走り過ぎ
遠州は美しさが端整すぎるし
結局良い茶碗は少ないね
という話しを
珍しく母親と会話した。

「見る」と「見立て」は明らかに違う。
見ると見立てる。
見るには「立て」がない。
こんどまた話そう。

昨日、モンマ君に挑戦してもらった書が
すばっと決定した。
僕の虹の句。

ニール・ヤングの新譜をエンドレスで流していたら
店の空気が和らいでいった。
これだけ優しく長い時間歌っているニール・ヤングを
初めて聞いた。

6月2日(金)
僕の躰には弱点があって
「頭痛持ち」ということだ。
今朝は頭の中がしけっていた。

メインのパソが入院したため
メールアドレスが分からなくなってしまった。
絵本画家のたむらしげるさんに
講義の報告メールを書いて送るのに
CD製作プロダクション経由になってしまった。

関西のテレビ局から
こともあろうか
慶応の講義の前日に
鑑定番組の出演交渉がきた。
仮面ライダーカードを売ってハワイへ行けるか?
という内容だった。
韓国なら行けるよ、と答えた。
鑑定をしない鑑定人ですから
といってお断りした。
鑑定をしたいな、
いや、もう既に僕は鑑定している。
日本のオリジナリティや未来を。

一千億、金があったらどうするか
と間接的に友人から質問された。
1日本玩具史博物館を建てる。歴史的に場所は浅草が有力地。
2館内に職人の工房を作り、金型つくりから型抜きまでを見せる。
3館内の展示物の一部を触れるようにする。
4館の運営は僕個人でもなく一企業でもなく
 玩具業界でもなく都や台東区でもなく
 非営利組織が行う。
 純粋なアマチュア愛好家の参加が不可欠だ。
 たぶんオートバイの愛好家団体「アサマミーティングクラブ」が参考になるだろう。

いかがでしよう、皆さんやりませんか?

6月3日(土)
モダンや晋ちゃんの自作パソコンが開通した。
これで空想組秘密計画がいよいよ作動しますなぁ!
空想雑貨はアンティックおもちゃだけを取り扱うわけではありません。
チームを組んで
不思議なビジネスプランを進めています。
もちろん、おもちゃの場合もあるし、
たまたま、出版ということもあるでしようけど。
今度は、ふふふ。
晋ちゃん、やろうぜ!!

ひとつ臨界を突破すると
そのあと池に波紋が広がるように
関連して周囲の事態が進んでいく。

旅はひとつの検証作業なのだ。
旅でしか確かめられないことがある。

6月4日(日)
明日香旅行。
明日香へ旅するために
僕は近江から入った。

浅草6:30
大津15:00

蜂、車のフロントガラスに衝突して、
金色の死。
勇者の死。

義仲寺で芭蕉の墓に合掌。
大好きな「行く春」の句の手ぬぐいを購入。
バショウの実の汁を味わう。
甘すぎる味。
実は釣り鐘型。

三井寺まで散歩。
かつて岡倉天心と組んで
日本美術界に影響をおよぼしたフェノロサの墓がある。

大津泊。

6月5日(月)
朝、琵琶湖から強烈な光。

テレビで日本対フランスのサッカーの結果を知る。
2対2。

取材上の秘密で訪問先を明かせないところが二カ所。

比叡山根本中堂を見る。

京都南から明日香へ入る。
橿原着。

6月6日(火)
山辺の道歩く。
ヒバラ神社でおにぎり。
日焼け。

櫻井市泊。

「大和誕生と神々」(彩流社)の著者
歴史家の田中八郎さんの話しを聞く。
気づいたら十二時。
質問をひとつしてメモを取る。
田中さんに会えたのが
最大の収穫。

「大和の内側に大和はない。
全部山側の外にある。」などなど
とても書ききれないし、
その印象は僕の内側にいつまでもとどまっている。
角度とビジョンそして覚悟を持った
歴史家のダンディズムが
僕に話しかけてきた。

6月7日(水)
9:00出発。
石舞台みる。
スフィンクスのようだ。
酒船石→明日香民俗資料館(1:30お昼)
途中イカヅチの丘。
益田の岩船。

吉野山泊。
役の行者の1300年大遠忌。
ちょうど命日だった。

6月8日(木)
柿本人麻呂神社を見て帰ろうとした時
突然すごい音がして
境内の巨枝が折れて落ちてきた。

葛城古道。
一言主神社。
…参道は天橋立のよう。まさしく神立(カミタチ)の里。
  この神は言離之神(コトサカノカミ)という。
白鳥陵、確認。

犬養万葉博士推奨の
心地よく秘密めいた場所へ行く。
…ヒバリ、ウグイス鳴き
 棚田あり。

五條市泊。

6月9日(金)
明日香を回って
初めて奈良へはいる。
明日香の純朴さから
奈良へ来ると
すべてが都会的で、大きく感じる。

東大寺の階段で転んだ。
雨ですべる。
大仏が後ろから押したような気がした。

近畿(東京も)梅雨入り。

茶粥たべる。(番茶で炊いたお粥)

奈良春日ホテル泊

6月10日(土)
朝、奈良公園散歩。

夜六時、東京着。
明日香取材旅行無事終了。
この続きは、そもそもこれはどういうことかは僕の本で。

おもちゃといえば
ビーチバッグがあった。
ジェッターマルスとキャンディキャンディのもの。

夕食後
モンマ君、額装の「虹の書」持参。

奈良関係の資料の森、
メモの林。本の小丘。
ソファーの上まで浸食。
やっとスペース確保。

6月11日(日)
漫画家谷岡ヤスジさんの一周忌法要
高尾霊園にて。
少年マガジン編集長の秘話が興味深かった。
サンデーへ移動した赤塚まんがに対抗する形でメジャーデビューを果たした。

僕も想い出をしゃべった。
ただ想い出にしたくないな。
谷岡さんとの新しい想い出を作りたい。

6月12日(月)
朝から電話魔となる。

USトーイ来る。

サッカーのヨーロッパ選手権が始まった。
なるだけライブで見るから
たぶん一ヶ月間は寝不足でしょう。

明日香から帰ってきて
近来になく充実して
とてもいい精神状態である。
うまく持続させたい。
水はたたえられている。

毎日新聞の三輪さんと電話。
僕がかつて切れかけた件で
彼女も切れたそうだ。
担当者はどうやら同じようだ。
例えば一つの例。
この菓子会社を訪ねたとき
出版社の担当者と僕はたらい回しにされたあげく
なんと食堂で話しをすることになった。
僕は場所にこだわるタイプではないが
正式に約束して訪問したのに
食堂で応対されたのは後にも先にもはじめてである。

6月13日(火)
やっとどうやらメインのパソコンが復旧したようだ。

さっきまでサポートセンターとやり合っていた!!!
二週間もかかって修理したのに心配してたとおり、
パソコンを雨の中、家に持って帰って接続しても
あいかわらず緑色の画面で固まって立ち上がらなかった。
結局自分でモニターを初期設定に戻して
復旧した!!!

これからまた少しずつ更新していきます。

雑誌アミューズに空想雑貨が出ています。
「ペコちゃん特集」です。

6月14日(水)
いろいろたまっていた箇所を更新。
どうやらパソコンも完全復旧したようだ。

平賀源内、書く。
太田道灌に触れる。

露おかぬ かたもありけり 夕立の 空より広き 武蔵野の原
いそがずば 濡れざらましを 旅人の あとよりはるる 野路の村雨
つくづくと 花に心を かけて見よ 人のためには 咲かぬものかは
天地は それともいはず 花の春 紅葉の秋に 移し行く哉
(東京の開祖:太田道灌の句)

夜は出版社の人と食事。

1996年の日記を見ていたら、
谷岡ヤスジさんのことが何カ所かに出ていた。
5月12日(日)の日記には
谷岡さんから電話があり、
発売されたばかりの僕の本ガンタマに関する
会話のメモが残っていた。
「頑固者ふたりが作ったんだから、いーに決まってる!」
「いい本だ、しっかり儲けなさい」


今日は谷岡さんの命日
合掌!

6月15日(木)
取材あり。
言霊派のITライター氏と会話する。

電話多し

源内先生書く。
そういえば
昨日出版社と会ったとき
久夫十蘭の「平賀源内捕物帖」が話題になる。
同じタイトルで矢切止夫が書いているのは、知られていない。
僕には少なくとも先達二人の読者が付いていることになる。

充実した一日

6月16日(金)
夜明けに起きる。

夏のような午後。

爺さんがおこしやをやっていたが
親父と僕の二人がかりで潰してしまった。
明日香を歩いてきて
和菓子おこし

反仏教派だった物部尾輿(もののべのおこし)が
何か関係ある気がしてきた。

インターネットオークションで知られるイーベイ来店。

M78氏と根岸の洋食香美や

明日香在住の歴史家田中八郎さんから
山頂ではなく山麓が重要だ
ということを示唆される。

6月17日(土)
書家モンマ君ともんじゃ君の絵描き江戸前くんと
僕の三人で故谷岡ヤスジ邸へ行く。
この二人はかつて谷岡夫妻とすき焼き屋へ一緒に行ったメンバーなのだ。
献詠歌「虹の句」をモンマ君に書いてもらったものを
届けるために。
虹は六月の季語。
虹を飲み夢を吐き出し人となる
(献谷岡ヤスジ兄/神谷僚一句/門馬泰三かく)

帰りに谷岡さんゆかりの焼き肉屋で食事。
ビールジョッキで飲む。
珍しいねえと二人にいわれた。

お線香を二回あげた。

また浅草へ来て下さい
と言ったら
「谷岡ヤスジと一緒に行きます」
といわれた。

家に戻ってからもしばらく三人で
谷岡さんの話をしていた。

寅さんを見れば
寅さんが入っちゃうし
任侠映画を見れば
男気がビンビンになっちゃうし
水泳に行くときは帽子と海水パンツをやまほど持ってくおしゃれだし
時にはヤクザの親分に怒鳴り込みの電話をかけたり!!!
いつだって裏表がなくって
なによりも無名の編集者・作家・出版社に優しい
武士だった………
いまごろ天国で横山ヤスシと無茶やって
天国じゅうをあきれさせて
そのうち地上に強制送還されるかも知れない。

6月18日(日)
海のトリトン怪人が売れた。
名前の分からないもの(トリトン怪人)を売ったのは
初めてだ。

駄菓子屋売りのガラモンのバッジを
外国人?が買ってくれた。
ぜんぜん似てないガラモンなんだけど。
しかも緑色だった。

6月19日(月)
お暑うございます
暑くってアタマがまわらないもんね。

友人がCM撮影のロケハンでスペインへ行って来た。
こちらはなんと雪が降ってたようだ。

ペコちゃんに関する問い合わせ数件。

夕方、久しぶりに元丁稚のフルちゃんと
元ヤマシロヤのハスミ君が来た。
フルちゃんはソーテックの10万円パソコンを買ったのだ。
ハスミ君は自作パソ。
ムムムまさしくIT革命である。

6月20日(火)
腕の皮がむけてしまった。
古代明日香道・山辺の道がどれだけ暑かったことか。
明日香の陽が我が腕に刻印されている。
明日香の太陽の印。

お昼寝

明日香より帰ってきてから
万葉集を開くと格別のものがある。
酒船石から桧隅寺(ヒノクマ)、或いは明日香民俗資料館へ行くとき
イカヅチの丘あたりで何度も迷った。
大神(オオキミ)は神にしませば
天雲(アマクモ)の雷(イカヅチ)の上に
廬(イオ)りせるかも
柿本人麻呂の句の表示板があった。

6月21日(水)
明日香から伊勢へ行く道を地図で追っていた。
なるほどね、明日香からすると
伊勢は田舎だね。
彼女は追放された訳か!?

サッカーヨーロッパ選手権が少し進んできたので
観戦スケジュールを立て直す必要が出てきた。
だって中継が夜中や明け方なんだもん。

髪をカットに行く

原宿キディランドで
現行品のソフトビニール怪獣を触ってきた。
やはり昔(10年前)に比べると柔らかくなっている。
腰の入っていない
ゆですぎのスパゲッテイのようだ。

昨日はじめて冷房を入れる。
パソコンの熱で室温が高くなっている気がした。
パソコンのため?です。

鑑定士養成講座のレイアウト変更。
スッキリした。

6月22日(木)
夏日。
店で冷房いれる。
冷房の風はあまり好きではないので
入り口は開けっ放しにしています。

米航空宇宙局(NASA)は22日、
火星表面に液体の水が存在することを示す有力データが得られたと発表。
僕の勘だが、
この宇宙に無生物の惑星はないのではないだろうか?
たとえどんなに荒涼として見えても。

暑さぼけの一日

6月23日(金)
クーラーつけっぱなしだったか
と思ったほど涼しい朝。

朝、友人に近況メールを書く。

まんが古書店「まんだらけ」
ベンチャー企業むけ市場「マザーズ」上場。

オートバイのハーレー
排気音の商標登録断念。

遅ればせながら
あのインテルとおもちゃのマテルと
マサチューセッツ工科大学の共同プロジェクト
「トイズ・オブ・トウモロー」を知った。
「今後十年から二十年という長期的視野に立つと
ハイテクを駆使した玩具メーカーが
最も成功する」
(マテル)

トーク・ウイズ・ミ・バービー
(子供の名前、誕生日などを話す)
をすでに発売している。

でも、僕は違うと思うけど。
理由を言っても良いけどギャラは高いですよ。

教養がないと
コレクションは枯れてくる。
ってな、広告用コピーを考えてはやめ
また作る。
でも気に入らないのでやめる。
また作る。
ん?!

通販のお礼メールあり。
これもらうとヒジョーにうれしい。

閉店後すぐに女性客あり。
もういちどシャッターを上げ店を開けた。
たぶん旦那さんから頼まれた
人形を代わりに買いに来たみたい。
キングザウルスシリーズの黄金怪獣ゴルドン売れる。

雨が降ったりやんだりだった一日
これにて終了。

6月24日(土)
通販ページ追加しようとは思うのですが、
なんとか時間を作らねば。
Biddersも休憩しているしなぁ。
ふうううううう!

仕事が軌道に乗るまで
根回しすることがすごく多い。
何年か後に花開く秘密のプロジェクトこればっかし!
だから周りから見て
カミヤなにやってんのかなぁ???
そう思われている。
僕もときどきワシ何やってんのなぁ?
と思ってガックリする。
ガガガガガックシ!

金くその夢残してや虹の後 (空移)
<注>かなくそ:鉄屑をあてる場合もあります

店の和室8丈を整理整頓始める。
思いたったときにやるのがいちばん。
ペコちゃんを和室のちゃぶ台の上にのせた。
来週も時間を見つけて整理しょ。
ともかく荷物が多すぎる。

6月25日(日)
虹の書
虹の書

涼しいので長袖シャツを着る。

暇を見つけて整理するが、
中途半端に散らかったまま。

グリコの幕が出てきた

玩具の彩色には
まったり系とあっさり系が
無意識に同時に存在するのかも知れない。
重要なことだ。

無表情なバルタン星人も
無表情じゃないんだよね
と自慢するベテランコレクター氏。
いいぞ、その調子、ガンバレ!

6月26日(月)
サッカー欧州選手権準々決勝二試合をテレビ観戦したので
さすがに今日はグロッキー。

英車ミニクーパーを11台乗り継いで
現在S600のオーナー氏から
励ましメールが届いた。
僕の幼なじみは今も
木製フレームの英車モーガンに乗っている。
最近は子供を乗せてスーパーまで買い出しに行っているが。
僕も英国製アリエルのオートバイを一台所有している。
エンジンをかける儀式は遠い話しだ。
古い車やオートバイのように
いつまでもずっとずっと
1960年代黄金期の日本製の心のこもったおもちゃたちが
もっともっともっと愛されて、語り継がれるようになりますように。

「他人の夢の後」には豊かな虹の軌跡があります。
僕の句を送った友達からメールが来た。
さすがの分析である。

6月27日(火)
朝から
ともかくパソコンの前に座っている。
何をしているかと言えば
キーを叩いている。

150年前の今日
作家小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が生まれた。
彼は四十になってから日本に来た。

二十数年間会っていなかった
ミュージシャンの友人の必読書は
奇しくも
僕と同じ岡倉天心の茶の本だった。
彼が三十代前半に音楽雑誌に連載した
星の輝きを含んだすばらしいエッセーを一気に読んだ。→

6月28日(水)
風と雨が強いので、
散歩には出られない。

長考したすえに取りやめる。
将棋の場合、長考に悪手あり。
そんな経験があるから
トップページのレイアウト変更やめる。

平賀源内が飲んだコーヒーが
源内ゆかりの秋田県角館町で売り出された。
ちなみに可喜(コーヒー)と記述した。

6月29日(木)
明け方サッカーを見ていたので、
さすがに………。

今日は風が強かった。
湿気もたっぷり含んで。

嵐山 藪の茂りや 風の筋(芭蕉)
…風の透明な葉脈なのだろうか。凡人には見えない。

6月30日(金)
サッカー欧州選手権準決勝
イタリア対オランダ!
PK戦見てました。
イタリアはいつもあんな闘いだけど
それでも以前は
バッジオというファンタジスタと
ビエリという重戦車がいたから。
将棋で言えば入玉戦
(攻撃を放棄して相手の陣地に入り駒数で勝利を狙う)
だと思った。
いわば顔面受けだけど。

イタリアの守備偏重は最初から分かっているのだから
この試合に関しては
オランダーの攻めるイマジネーションが足りなかった。
高性能の機械ほどもろい。

推理小説の中ですら
そんなに簡単に謎を解いてはいけない。
犯人がすぐに分かったら
トリックもすぐに分かっちゃいけない。
そう、だからなにごとも時間がかかる。
謎がなんなのか
トリックはなんなのか
犯人は
目的は?
それすらよく分からないのが
「歴史」であることが多い。

悲しいかな
我々は「類推」と「相似」でしか思考できない。
脳が独立して考えているわけではないのだ。

高く悟りて世俗に帰るべし
と芭蕉が俳諧ビジネスについて述べた如く
キャラクタービジネスも同様である。
ITもまたしかり。
裏切りを知っているからこそ
夢は語る価値がある。
不屈の英雄によって
実行されねばならないだろう。

どの世界でもいまや英雄は失業中であるようだ。
或いは開店休業。
情報奴隷化したひとびとは「結果」しか求めなくなってしまった。

いつもながら友達のメールには励まされる。

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