◆◆◆世紀末ガンタマ日記◆◆◆

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10月1日(金)
おもちゃはコミュニケーションツールだと思う。
僕はそれを証明したい。
……日記をつけはじめて一年になる。
   一行目に書いた言葉がこの文。
   ますます必要性を痛感している。

二十代の頃
ドイツロマン派の文学者ノバーリスの日記をかいま見て
神秘思想家エマソンの日記もしっかり観察した。
近年は東洋学者エリアーデの日記を熟読した。
日記は隠すために書く。
日記は進むために書く。

昨日東海村原発大事故
人間の間違いをあらかじめインプットしたプログラムはできないものか?

「君の会社の社長
日経流通でかっこいいこといってたね」
と電話で話したら
「やだなぁ神谷さんの話の受け売りですよ」
とA氏に言われた。
ちょっと肩の力が抜けた。

インターネット経由で
帰りマン怪獣を買いに来てくれた人がいた。

10月2日(土)
1966年生まれの怪獣ナメゴンのソフトビニール人形の底の穴は
創造力の穴だった。
苦心の穴だった。
復刻品にはないが本物にはある穴。
それは単なる穴ではない。
形状ではない。
世界で最初に怪獣ソフトビニール人形をつくる時に
ナメゴンの本体と底がきちんとあうように意図された
マルサン商店の開発姿勢なのである。

今日はブースカの話を誰かから聞こう!

夜中パソコンに向かって
トップページのレイアウトをいじる。

11月3日(日)
暑かったり涼しかったり雨模様だったり
僕の体調も今一つ。

金色のサンダーバード二号
キャプテンスカーレットの下敷き…
駄菓子屋グッズを買ってくれた男性は
とても嬉しそうだった。

新通販ページの作業。
トップページのバランス取り。
僕のホームページは店主の顔は出さないが
かわりに空想ロボットに挨拶してもらう。
今回は店より商品を前に出すことにした。
僕はペルージャの中田選手のように
1.5列目にポジションを取ることにする。

11月4日(月)
最近の朝のスケジュール

今日はまだ身体がおきていない。

11月5日(火)
九時間熟睡し回復した。
起きたら秋だった。

定休日だけどフル稼働。
倉庫へ行って撮影用のグッズを箱に詰めてくる。
さあ、今日も一日、カメラ兼デザイナー兼コピーライターだ。
新ホームページ作りなのだ。
つまり通販ページを改良しているわけ。

僕と同じ歳に俳人が何を思っていたのだろうか
と思った。
いつものように本をパラパラサーフィン。
「其のかたち見ばや枯れ木の杖のたけ」(芭蕉)

見立てにつきる。
かたちの中にかたちを見ること。
形態学においても俳句においても骨董においても
結論はリンクしている。
まるで稲垣足穂的ではあるが
なにを見ないかが問題だ
という言い方も可能だ。

11月6日(水)
サロンっていいな
というメールをいただきました。
ありがとう。
これからも空想はサロンでいきます。
また寄ってね。

すごいいい天気。
車屋がGPS(カーナビ)を直すために持っていった。
よって八ヶ岳へは行けない。

散歩しに
上野の芸大美術館へ行って
狩野邦崖の悲母観音を見ようかな。
しかし岡倉天心の理想はどうなったのだろう?
たぶん天心はここには居ないのだろうよ。

11月7日(木)
新ホームページ製作のほうは
だいぶ進んできた。
お楽しみに。

技より想
(橋本雅邦:東京美術学校日本画主席教授/徳川幕府奥絵師・狩野派)

お客さんより
汚れが落ちてキレイになる薬をいただいた。
少しこれで試してみよう。

昔の玩具会社と玩具用語について
簡単な解説を書いた。
新ホームページ用。

明日昼ぐらいに
日本造形界の鬼才米チャンが来るらしい。

古いノートより抜粋……
秋の夜にふさわしい静かな音楽のようだ。

われわれが泳ぎ回っているこの瞬間という
奇跡に満ちた水族館
(超自然学/ローレンス・ブレア)

好きな詩を思い起こすことはできないが
充分に信頼できるパンのようだ。

少なくても二千年という歴史的な文脈の中で、
自分自身を見ることができぬものは、
一生、日々の雑事に追いまわされることになる。
(リルケ)

11月8日(金)
造形師の米チャンが開店前からきて
四時間ほどしゃべりまくってさっき帰った。
ウルトラマン半魚人論
ゴジラ非恐竜論
から
ブラッドベリからマキャモンまでのSFファンタジー論
から
ホラーの論理まで
しゃべりまくっていった。

話をしながら
僕の考えた新怪獣ギアラグリア
のデザインを書き上げてくれた。

ギアラグリアは3秒間に一度だけ目視できる。

ギアラグリアはある種の朦朧体である。

今月の広告コピーをほめてくれた。

最近はアトラク用の「さだこ」を造りまくったようだ。

彼の地元の西宮神社の話がでて
いきなり傀儡師の末裔だ
と話し出した。
たしかに機械の傀儡師だね。

メンコの問い合わせメールが入っていた。
子供たちの教材にしたいとか。

10月9日(土)
世間は今日から三連休みたいですね。
僕は店にいるだけ。

韓国製の500ドルパソコン(5万円ぐらい?)がアメリカで売れまくってるらしい。
来年の日本の今頃の姿かな!?

そういえば昨日米田君が
ホラーは論理的だとか
天然の間にはかなわないとか
水木しげるは綺麗すぎて感動がないとか
美ないしは醜の鍵穴の配置とか
いってたな。

彼の父が戦前発行された
かの二十世紀最大のファンタジスタ
幻想文学者の中の幻想文学者
ロード・ダンセイニ卿の本を持っていて
しかもダンセイニ卿の作品が
日本の英語の教材に使われていたという
ことを教えてもらった。
教養の根本が現在とではあまりに違うではないか…

ホビージャパンがたまに取り上げるくらいでは
彼の実体は捕まらないだろうよ。
彼は機械の傀儡師(くぐつし)なのだから。

僕は夜明けの肌触りが好きだ。

ポルターニイズしかりバブルグンドしかりアンデルスプラッツも。
生きて抜け殻になった都市たちの魂が会話しているところを
夜中にそっと盗み聞きするのが
ロード・ダンセイニ卿の手だった。

ダンセイニの本は創土社か、ちくま文庫で手にはいるはずだけど。

ブルマァク社について研究が進んでいる。
マニアも店屋も出版関係者も驚くような結論ではあるが。
そのうちに……

10月10日(日)
涼しくて毛布を使った。

サッカー五輪代表カザフスタン戦を見た後
商品撮影をしていた。
だいぶ進展があった。

バンダイから見たマルサン
バンダイから見たブルマァク
他社から見たバンダイ
こんな観点からバンダイの番頭さんからお話を聞きたいものだ。
1960年代暮れの状況についてである。

10月11日(月)
おもちゃを総整理しているような状態である。
通販用カタログを作っていると(待っててね)
一息ついたときにおもちゃを手に入れたときのことが思い浮かぶ。
僕が暗い倉庫から出して僕の店にいったん連れてきて
そしてまた好きな人のところへおさまっていく。
まさにおもちゃに歴史有りだ。

こんな天気のいい日には
オートバイをみがこう。

10月12日(火)
定休日ということを忘れて
看板を外に出してしまった。
朝から店へ行って商品を持ってきてたり往復していたので。

昨日が祝日だったので勘違い。

今日もがんばるぞ!

「高く悟りて世俗へ戻る」
という芭蕉の言葉を
テレビで昨日の夜放映していたなぁ。

ウォークマンを愛用して以来の
単三乾電池の消費量です。
フジフィルムのデジカメFinePix500(150万画素)は
けっこう浪費家かも知れない。
うちの方では電気屋さんがなくなって
コンビニまで電池を買いに行くのです。
商店街はコンビニだけになっちゃうなぁ。

キャラクタービジネスの理想を
長く長くだとすれば
サザエさん方式の息長く作戦はとれないものだろうか?
ブースカはサザエさん方式を取れなかったようだ。
三回目の復活はないだろう。

10月13日(水)
通販法に基づく表記を書いていました。
アンティック屋さんでも表記していないところが
結構ありました。
これはたぶん他の新品を売る世界と違って
状態の表記がしずらい中古品を売るので
返品に対して複雑に思っているためだと
考えられます。
空想もそうでした。
実店舗もあることだし
お店自体でも地方のお客さんにずっと通販で売ってきたしね。
問題はありませんでしたし。
かえって実績のある店ほど今更なんだ
うちが良いといっている品物の状態を信じられないのか
ということになるのでしよう。
でも空想は新HPから通販法の表記を入れることにしました。

初心に帰って一からやります
中古品の場合は
ものによって電話のみというふうにしました。
ものによっては対面販売で売りたいと
理由を述べました。

返品に関しても
悩みましたが
返品ははっきり不可と明記しました。

通販は見えないだけに状態の伝え方が難しいのですね。
とくに年代を経たアンテイックだし。
でも雑誌に広告を載せて通販でも十年売ってきたし
そろそろ通常の中古アンティックをネットで売る時期になったと思いました。
いままでは紙物などのデッドストック品が多かったし。

今度からは
高いものも載っけます
ネダンの表示には気を使っていますが。

より面白いアンティックトーイの世界めざし
空想らしいことまたやってきます

10月14日(木)
昨日午後から品川の天王洲まで食事に出かけた。
178年前僕は四年間品川近辺に住んでいた。

当時渋谷の広告製作会社に勤務していて
帰りはほぼ真夜中という日々だったが
タクシーで天王洲までといっても
わからない運転手さんのほうが多かった。

天王洲橋を渡って一本入ったところに住んでいた。
京浜急行の北品川の駅から歩いて十分
JRの品川駅までなら二十分。
途中には船宿あり
旧東海道の商店街あり
山口百恵の住んでいる億ションありの
新旧取り混ぜた景色だった。
僕は夜になると買ったばかりのホンダ250CCの
クラブマンというオートバイで
運河を越えた倉庫街へ出て練習をしていた。

何年か前
天王洲がホテル街になったと聞いたとき驚いた。
子供たちが釣り竿を下げて行くぐらいで
後はトラックが行き来するところだから。

品川の港南口からビルの回廊を抜け
食肉市場の脇を通り
天王洲の第一ホテルまで行ってランチを食べ
運河沿いのカフェを覗き小さな橋を渡って
駅まで帰ってきた。

天王洲のマンションの持ち主が帰ってくるので
次に引っ越したのは
品川パシィフィックホテルの裏の
小さなマンションだった。
廊下からは東京タワーが見えた。

その時はまだSonyと付き合う羽目になるとは
思わなかった。
いや御殿山にマンションが建ち
バンダイ創始者の山科直治さんが住もうとは
まったく思わなかった。

10月15日(金)
めっきり寒くなってきた。
もう完全に長袖である。

メンコが送られてきたので見る。

買い物かご方式のCGI作りたいけど
難しそうだな。
センス悪いのもヤだし。

気になってる箇所があったので
直そうとしたら
グソグソになって三時間ぐらいかかって
白紙に近い状態になった。
あああ。
もう寝よ。

10月16日(土)
ニュージーランド沖で
体長8メートル重さ100キロ以上の
巨大スルメが発見された。
まるでガメラ映画に出てきた巨大イカ「バイラス」だね。

一流の店には一流のエピソードがある
と先日お客さんと話したっけ。
さて空想は、?

10月17日(日)
お金がないけどものがあるのか
ものはないけどお金があるのがいいか
どちらを選びますか?
骨董屋に聞いてみたい気がする。
僕はものがあればいいや派。
骨董屋はお金がないことより
ものがないことの方がこわい。

昨日の仙台よりのお客さんに続いて
今日はまた遠方、和歌山よりお客さん。
インターネットのやりとりだけなのに
店に来ていただいた。
ありがたや。

NHKのBSで昨日今日と短歌、俳句と立て続けに
五時間くらい連続で放送していた。
僕には短歌という形式は
あまりに頭脳的で技巧が強くなりすぎ
逆に俳句は短いので技巧が効かないところが
ちょうどいい。

天然自然を歌にするのが
なんとまあ好きな国民性であることか!

秋の自然を歌っても高い点は付けられない。
秋の風味を出さないと評価はされない。
それはたぶん自然の景色よりも
自然として成り立たせている天然のメカニズムに
実は強い関心があるからに他ならないのだろう。

芸術、科学から経済までを含む
近代のあらゆるリアリズムの形式は
自然に対する浅い彫刻に他ならない。

10月18日(月)
経済とは製造業。
製造業が主役である。
Sonyの盛田さんがいっていたと聞いた。

おもちゃ屋はリストラで真っ先に職人を切った。

儲かる仕事しかしなくなると
例えば
原子力発電所のパーツの精度が
どんどん落ちていく現象がうまれるそうだ。

過剰品質にかけた
職人というクラスがしっかりあったからこそ
この国はバランスを保ってきた気がする。

10月19日(火)
今日は気合いを入れて
HP移転作業。
あっというまに次の日になっていた。

10月20日(水)
通販は完成。
あとは今までのHPを転送するだけだけど
写真取り直しなど思わぬ障害。

通販の注文が入ってきて
HP作業の時間が……。

10月21日(木)
友人の奥さんが車にはねられ重傷。
よる友人のところへ。

まんが部分をのぞけば
だいたいでき上がりかな。

怪獣ソフビミニラを売っていた
MSという謎のメーカーについて
完ぺきにわかったのだけど
こんどご報告しよう。

新HPは土曜日公開かな

10月22日(金)
HP新装開店しました。

カタログ一冊仕上げたみたい。
むかし広告代理店にいたときは
カメラマンとデザイナーと僕(コピーライター)で
だいたい3ヶ月かかったな。
一人で今回は3ヶ月か。

日本にただ一人のからくり人形師いわく。
「一人前になるのに二十年かかる」

おもちゃたちのためにも
がんばりますよ。

10月23日(土)
昨日は夕食を食べお風呂に入って
珍しくお酒をちょっと飲んですぐ寝た。
夜中に目が覚めて
パソコンに向かう。

十年来広告出向をしている
模型雑誌ホービージャパンの来月号の広告文章を書き出す。

熟睡したせいかすっきりする。
背中をしやきっとする。

HPの反省点
△日記は更新しているのに商品は更新していなかった
(アンティック商品は基本的に更新できないけれど)
△画像が少なかった
(デジカメは持っててもあまり使わなかったし技術もなかった)
△お店の位置づけがぼやけていた
(テレビや雑誌に出ない渋さが説明不足かな)
その他もろもろ

駄菓子屋サイトやオークショントイサイトをみても
悩みがまるでない。
極楽とんぼに見える僕のHPは
試行錯誤の連続。
要するに僕の手作りのおもちゃだし作品だし
なによりも僕の生き方だからね。
簡単に絶望はしない。

来月11月は少し遊んで
友達と会ったり
出版社と本の打ち合わせしたりして
おもちゃ屋の上ともあってやるか!
12月からは
いよいよ江戸論を書き出すとしようかな。
人物的には誰も書けなかった平賀源内ね。
表現方法は奇想天外だけどね。

というわけで
空想は一筋縄ではいかないけれど
まぁそれが欠点でもあり長所でもあるからして……。

おもちゃの通史には興味がないんだ。
商品戦略やコンセプト、経営理念といったことの方に
僕は興味があるんだ。
もちろん商品美学にもね。
でもそんな追求をする人はこの国には
だあれもいないのさ。
いやだなぁそんなの。
だから
おもちゃにちよこっとある義理人情がわからねえ。

おもちゃにとって重要な鑑賞のポイントは
「重さ」。
セルロイドの「軽さ」に対して
ブリキの「重さ」。
ソフビもイカスものは見た目も「重い」。
超合金の成功も「重さ」にあった。
重さに気がつくと
おもちゃはもっと面白くなる。

商品だけでなく
店主の過剰品質。

10月24日(日)
豪雨の中
中田が奇跡を演出。
田圃の中でサッカーをやるような状況では
しかも一点負けてる状況では
美しいゴールはうまれないんだけどな。
もうイタリア人も認めるセリエAの代表選手だね。

中田の試合が終わってチャンネルを切り替えたら
イギリスのプレミアリーグ
アーセナルの試合もちょうどライブで
こちらは普通の雨の中
なんと心臓手術帰還者のカヌー選手が
後半ハットトリックで
奇跡の逆転勝利。

長いことサッカーの試合を見てるけど
こんなにすごいものを連続してみたのは初めてだ。
スカパーに加入してよかった。
サッカーフリークにとっては
昨日の夜はファンタステック!

ただ勝てばいいってもんじゃない。
勝ち方が美しいかどうか。
あるいは負け方が美しいかどうか。
確かに一流の選手にはドラマがあるね。
店屋もおなじだけどさ。
しかしすごかったな。
ふむふむ。

日経流通を読み直していたら
ファミリーマートがネット通販に参入するらしい。
来秋だそうだ。
ついに来ましたか。
管理運営会社は伊藤忠プラスIBM。
電通もからむんだろうな。
きっと優勝請負人みたいな監督と有名選手を集めるんだろうね。
面白くも何ともないけど。

戦略会議室に初投稿。

来年の年賀状のデザインをどうしようかな。
考えとかないといけない。
デザイナーに電話しとこうかな。

今日は衛星放送で「滝」の特集があるはず。
滝大好き派としては絶対チェック。
今週こそ滝見に行こうっと。

いにしへの秋に遭いに行こうかな
気分だけは王朝歌人のように。

マルサン商店製ハヤタ隊員売り切れ!

10月25日(月)
メールがなかなか発信できない。
新しい住所になったせいだろうか?
ようするに混雑してつながらない?
独自ドメインはとったけど
前のアサヒネットと同じ程度の快適環境じゃないとやだなぁ?!

カナダロッキー山脈の山の中から
二億三千年前の
史上最大23メートルの巨大魚竜の化石が発見された。
頭骨はティラノザゥルスの3倍以上だって。
ここのところ先週の巨大イカといい
巨大恐竜系のニュースが多いね。
恐竜派は大喜びであります。

子供の頃
僕は車坂の坂を上って大師橋から電車を見ていたり
(上野駅の日暮里よりの橋。とくに東北本線が地下へもぐるところ)
上野の科学博物館で屋外展示のクジラや
室内の勇壮なティラノザゥルスを眺めているのが
好きだったようです。
いまでもよく散歩に行きます。
(大人になってもかわらないですね。)

今日は半日送信しづらいメールの件で悩まされた。
サーバーの問題なのか
メールソフトの問題なのか悩まされた。
僕の設定ミスではないところがなんとも。
結局サーバーの問題だった。
対策はできて現在は解決しているが、
こういうことであればこのサーバーには加入しなかっただろう。

じいさんの所蔵していた
台東区百年の歩み
という本がでてきた。
岡倉天心のことがでていて少し驚いた。

10月26日(火)
寒くなったのでトックリのセーターを着る。

例えば会社というシステムを
いい状態で次世代へ継承するために
何をしたらいいのか
という具体案を友人から教えてもらう予定。
待ち合わせはいつも通り本屋だ。
アクセスログの読み方も教えてもらうつもり。

「ニューブースカどおっ?」
ベテランマニア氏に聞いたら
「神谷さん、見なくて正解」
「そんなにす・ご・い・の?」
「だって話題にもなんないもーん」
こんな答えが返ってきてしまった。

日本のキャラクタービジネスが
サザエさん方式を取り入れることはないようだ。

五年ほど前に東北へおもちゃ探しに出かけたとき
木造校舎の小学校の前の駄菓子屋さんの居間の欄干に
日清のチキンラーメンのホーロー看板があった。
たしか丸くて黄色だった気がする。
いくら呼んでも店の人がでてこなかったので
(裏の畑にでも行っていたのだろうか?)
帰りにもう一度寄ろうと思ったら
けっきょく別の土地のおもちゃ屋さんへ交渉に行くこととなり
その看板のあるお店には戻れなかった。

10月27日(水)
雨模様。

昨日夕方キントト文庫へ寄った。

人間の遺伝子を特許申請するような
経済原則の元では
相変わらず勝つことが最優先されている。
インターネットもまた然りかな。

職人にとっては
師匠がいるということが
何よりも道を誤らない道だった。
そして腕は立つが破門された職人を見ることが
何よりも勉強課題だった。

職人の世界が素晴らしいのは
あるところ以上からは
技能を優先させないことだった。
それができるから
頭であった。

そういう意味で
西洋的な技術者と日本的職人は違う。

嵐。
夕方から雷。
パソコンにはイヤな日だ。
デビット・ボゥイの映画「ジギースターダスト」を見てたら
バックコーラスに窓の外の雷鳴がジャストだった。
僕はTレックスの方が好きなのだが、
グラムロックの登場を目の当たりに見られて
まあヨカッタノカモ知れない。

Slice me a bone of the Universe
(1977年Tレックス、マーク・ボラン死す)

10月28日(木)
急にあっつくなったので
我が輩のへぼ頭脳がフリーズ。

サンダーバード4号と3号を間違えて送ってしまった。
スイマセン。

10月29日(金)
我が輩のへぼ頭脳は急激な暑さ
気温の変化に弱くて
偏頭痛をひきおこす。
今日も大快晴だというのに
いまいちである。

インターネットマガジンを読んで
静かにしていようっと。

秋は来ぬ 紅葉は宿に 降りしきぬ
道踏み分けて 訪ふ人はなし
(よみ人知らず・古今集)

10月30日(土)
体調がいまひとつ。

らしさがでれば
いいんじゃないの。

テレビの取材に「うん」とはいわなかった。

そういえばマスコミにはしばらく出ていないなぁ。
条件はただ一つ。
空想のイメージにあえばということ。

マスコミは使わないとダメです。
こちら主導で。

AOLからメール

能力とノウハウ

10月31日(日)
二十世紀ももうあと二ヶ月になってしまう。
やるべきことはやったのかな
と自問してしまう。

11月は友達や仕事関係者にたくさん会う。
12月は本に集中しよう。
江戸論を書かなければ
僕の新世紀はあかない。

商品の補充を11月に一回しようと思う。

現代人には懐かしさにひたっているひまは
なくなっているのだろうか?
だとしたら危ない傾向だな。
それとも鑑定ブームでしらけてしまっているのだろうか。
どんないい商品でも見あきた飽食状態に陥ってしまっているのだろうか。
ほんとは見てないのに。

ターゲットと商品が不一致なのか
商品力が弱いのか
広告が足りないのか
ショップオーナーのスビリッツが不完全なのか
アンティークトーイ自体がWebに不似合いな商品なのか
クリック数が減ると心配になる。

電子商店としては広告、告知が足りないというのは
もと広告屋としてはわかっています。
そろそろ雑誌に出ないと。
そろそろねえ〜〜。

おもちゃというのはそれだけで幸せ物質というわけではない。
懐かし物質ということではない。
それであればお金持ちのコレクターは全員幸せになれてしまう。
しかし現実には不幸せなコレクターをさんざん見てきた。
それはなぜか?

「家康はなぜ江戸を選んだか」
(岡野友彦著・江戸東京ライブラリー・教育出版)
今朝の読売新聞に広告が出ていたので
あわてて読む。

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