■十月へつづく■


9月30日(日)
【火とおもちゃ】
ある時海岸線沿いに走っていたら、
シャッターの閉じかけたおもちゃ屋があった。
「古いおもちゃ残っていませんか」
と聞いたら
「あるわよ、こんなんだったら」
といっておばちゃんが持ってきてくれたのは、
火事で焼け残ったカネゴンのプラモデルだった。
中は少し溶けていた。

ナメゴンの底の穴の話に興じる。

9月29日(土)
友達が店に遊びに来てくれた。
豪遊しようと思っていたのに、
夜はセミナーとかで遊びに行けなかった。
でもまぁ元気な姿を見ていると、
こちらまでやる気が出てくる。
会うと必ず言われる。
「オートバイに乗っていこうぜ!!」
僕より五つも年上だっていうのに。

【水とおもちゃ】
ある時信州の山間のおもちゃ屋さんを訪ねて
倉庫見せて下さい
といったら、こういわれた。
ここらへんは鉄砲水がでてさ、古いものは流されちまったよ。
ある時東京下町のおもちゃやさんを訪ねて
倉庫見せて下さい
といったら、こういわれた。
ここら辺は水があふれてさ、泥をかぶっちゃったから、捨てたよ。
でも僕は天井から怪獣のビニール袋がぶる下がっているのを発見した。

9月28日(金)
今日は何年ぶりかで友人と会って楽しくやろうと思っていたら
ニュースで、またあのコンピュータワーム「Nimda」が
http://www.zdnet.co.jp/news/

ウイルス対策

お客さんにネロンガの初期についてのメール返事を書く。

9月27日(木)
一日中だらだらしていました。はい。

9月26日(水)
事務用品を買いに行ったついでに見た
サンタクロースの店頭ディスプレー人形がいかしていた。
電気で光るタイプの奴だった。
今年は早めにクリスマスぽくしようかな。

浅草ビューホテルが会社更生法。

油粘土と何十年かぶりに再会した。
緑色ぽくて、
しっとりしていて、
紙粘土より、重い感じがした。
さっそく、アトムの粘土型を抜いてみたら、
なんだか、たい焼きのようになってしまった。
こいつは紙粘土と違って固くならないままだった。
型抜きの実験は、つづく。

9月25日(火)
其角の才気よりも
嵐雪の暖気にほっとすることが多い。
服部嵐雪、其角と並ぶ芭蕉門下の巨頭。定家の評あり。
「秋風のうしろを覗く立花かな」(玄峰集)
立花は生け花。風流の韻。
物質の、現象の、背後を見る眼が、何よりも、あたたかい。

9月24日(月)
海賊版のレッドバロンを手に入れました。(\3980)
これがなかなか味わい深い。
○左右の足の長さが違う
○胸のマークが塗装じゃなくてシール張り
○ある人曰く変身サイボーグ似
○ソフビじゃなくってポリだったらウソもの臭さがさらに引き立ったでしょうに
○NTV F 承認済になってるけどNTV D 承認済じゃないのかな?
妙なこだわり?!
○他鑑賞箇所多数(^_^)v
◎結局、回収されたようです。

9月23日(日)
どれにしましょうか。
朝一番にリックサックを背負ってきたお客さんにきいたら
「木の葉隠れのやつ」といわれた。
もちろん伊賀の影丸(横山光輝)である。
影丸得意の忍法「木の葉隠れ」の場面の下敷きのご指名だった。
この頃の絵には、艶があるような気がする。

後半をフジテレビでしか見ていなかったチャリティーライブを
衛星放送で見直したら、
なんとイマジンを歌ったのは、ニール・ヤングだった。
ひどく悲しげだった。
素晴らしかった。
しかし、もう二度と聴きたくはない。

蚊柱に夢の浮橋かかるなり(其角)

9月22日(土)
世界的ウイルスワームの件で
不安と対策で一日追われていた。
長年使っていたメールソフトEudoraをバージョンアップした。
IEも当然対策を施した。
セキュリティーレベルをあげた。
ログをチェックし
レンタルサーバーと連絡を取って
安全確認をした。
 空想のホームページは安全です。
 ご心配なく。
ウイルスワクチンも更新した。
念のためシステム全体を何度もスキャンした。
今回はまさにサイバーテロだ。
メールも、ホームページも、狙われた。

ニューヨーク同時多発テロ追悼コンサートで
ポール・サイモンの「明日にかける橋」を聴いたら
ぐっときた。

9月21日(金)
彼岸を過ぎると、半ズボンでは涼しくなる。

ウイルス関連の情報をまとめておきましたので、
参考にして下さい。ほんとに、いやなもんですね。

9月20日(木)
朝からウイルスの話で気が滅入る。
悪意が存在するとしてかからないと、
ホームページを見ることもままならないなんて。
一応全部チェックして、大丈夫にしてあります。

□ 関連情報

○日本経済新聞社
 →http://it.nikkei.co.jp/it/sp9/sp9Ch.cfm?id=20010920p949k005_20

○マイクロソフト社
    → http://www.microsoft.com/japan/technet/security/nimdaalrt.asp

○シマンテック(ウィルス駆除)
  →http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/nimda.html


9月19日(水)
夜十一時過ぎ東京へ戻ったら、首都高赤坂付近は、雨だった。

友達や知人、仕事関係、常連さんから
メールがたくさん入っていた。
皆さんの星に百万遍の感謝。

9月18日(火)
テロ事件以降どうも寝苦しい。
僕たちは20世紀を見て
そして21世紀の目撃者としてここにいる。

其角という俳人のことを最近調べはじめている。
出会ったのは、22ぐらいの時だった。
芭蕉門下にして師をしのぐ存在といわれているが
つかみ所のないスケールだった。
芭蕉も其角を認めていて
蕪村もまた其角に憧れている。
一言で言えば、平賀源内を俳人にした感じである。
源内もただの才人ではなかった。
其角も同様に、世俗の解釈を拒絶している。

名所(などころ)は海を見ずして鰹(かつお)かな

「この其角の句は、フランスに美術視察に行き、ルーブル美術館を
見なかった岡倉天心を思わせた。」

9月17日(月)
某店長来たりて談話。
がんばっておくれよ。

僕のロングインタビュー掲載。
(インターネットな人々/サリュカフェ「NTTPCコミニケーションズ」)
読んでやって下さい。→

9月16日(日)
常連氏の持ち込んだ
フルタのチョコレート菓子を食べながら
ブラックオックス(鉄人28号)を作った。
他のものは好みではなかった。

検索エンジン、掲示板、ネットショップについての
具体的な提言をメモにとった。
ただどんなに最良のシステムを造り上げたところで、
人間というシステムが内側から変わらない限り
十全に機能することはない。

鯛は花は江戸に生まれてけふの月(其角)

9月15日(土)
ニューヨークへ
「泣きながら 秋と虚空と 流れ落ち」(空移)

9月14日(金)
大正時代の森永ミルクキャラメルの箱が
手に入ったのだけれども、
いかんせん状態が悪い。
水で拭くわけにもいかないし、
何かいい方法はないものだろうか。

水森亜土ふうのアクセサリーが出てきた。
この時代のアクセサリーってなぜか南方ふうが多い。

9月13日(木)
ABCニュースをずっと見ていた。
崩れ落ちたビルは
ブリューゲルの描いた「バベルの塔」を想起させた。
聖書によれば人間の慢心を怒った神は
塔を崩壊させ
「多言語」を世界に解き放ったとされているが。

おもちゃのことはおそらく何も考えない日だった。
午後から発送に追われていた。

9月12日(水)
愛という感情を、
ロボットに抱くとは
思わなかった。
(キャッチコピー)

ココロのAIBO(サブコピー)

新聞広告のデザインはピンク地に白抜き。

SONYのAIBOの新聞広告、
書体も見事だった。

AIBOは本来おもちゃやがしなければならなかったことを
先取りしている。

明け方ローマ対レアル・マドリー戦を見ようとしていたら
「大変!大変!」と家人にいわれた。
アメリカ同時多発テロ。
試合前に黙祷があった。

眠れぬまま起きていたら
先日のNTTのインタビュー原稿が送られてきた。
「サイトの匠」として紹介される模様。
来週ネット公開。
「商品にネイティブになって、
雰囲気やヒストリーを訴えかけられるのは
店主だけ」
というようなタイトル。
僕の受けた取材の中でもいちばんいいインタビューだと思う。
ネットバブルがはじけた今
ぜひお読み下さい。

9月11日(火)
台風鎌倉に上陸。
首都圏暴風域。

去年講義したものを
さらに新しく書き下ろした・・・。
慶應義塾大学出版会の担当編集者よりメールが来て
年内中には出したいそうだ。
他の執筆者が大ブレーキだったのかな。
カミヤの他には
大御所小松左京さん、東欧文学研究家(レムの翻訳者)の沼野さんたちの
豪華メンバー。
日本文化史的観点からみた「玩具思想史」。
古事記からインターネット資本主義までを鑑賞縦断しながら
「企業物」をはじめて分析した機略縦横の
「怪獣を買ってユートピアへ行こう」はまだもう少し時間がかかりそうです。
→*講義メモ

9月10日(月)
月島S氏は公園にカタ屋が来ると
カタ屋の手伝い少年をかってでたそうな。
もう少し思い出してみる
と話していました。
ナショナル・キッドの頭の部分を金色に塗ったらしい。

台風の変な天気。

9月9日(日)
台風模様?

粘土を型から抜くが上手くいかない。
急いで型から取ろうとすると、
ひび割れてしまう。
日産三個である。
しかも僕の指紋つき。

とある会社が1966年に製造した
女性人形についてメールでやり取り。
何がすばらしいかって?
それは足の裏の刻印!

9月8日(土)
特集「お家で駄菓子屋」
ちょっとだけど「ヒクヒクセール」
カタ屋の研究
おもちゃの想い出追加。
ふぅ、忙しかった!

まあ、遊んでいって下さい。

9月7日(金)
粘土型は、三日たたないと完全乾燥しないことが分かった。
アトムを抜いてみた。
気分はカタ屋の親父さん。

群馬のAR君が来てくれて
話し込む。
デルタミラージュで開いたおもちゃ学校の最終日
特別ゲストでマルサン二代目が来てくれたときには、
「イイカンジだなあと思っていたのに!」
との話も出た。

9月6日(木)
たぶん最近の普通の一日。

特集ページを作る。

粘土型の試験。
粘土型は古いおもちゃかと思ったら、
スターウォーズもので
フィギアメイカーと名前を変えて
生きていた。
着色ペンと粘土型付きだった。
ただし日本未発売。
僕の見たのはファルカン号という宇宙船だった。
アメリカで粘土ごっこが生きてるなんて、面白い。

9月5日(水)
○一つうれぬ日はなし江戸の春

いぜんから気になっていた
山尾三省の「カミを詠んだ一茶の俳句」(地湧社)購入。
ただし僕の最も好きな
「故郷に天の川」の句は
重要視されていないことを「再確認」。

9月4日(火)
小雨が降ったり止んだり。
風も涼しくなった。
季節は移ろっていく。

プラモデル研究家といつしかロックの話になる。
こうした交差がまたいい。
フジロックどうでした?
ニール・ヤングやっぱり行けば良かったかな。
ブライアン・イーノも来たし・・・。


テレビ朝日の深夜番組から商品の貸し出し依頼。

9月3日(月)
こりずに新しいコンテンツ作っています。
うまくすればちょっとしたミニセールもできます。
コンテンツ作りしかないでしょう。

鉄腕ベビーの件で友人のテツさんとメール。

銀色粘土についてレクチャーしてもらおうと思って
帰国したら電話頂戴と留守電に入れて置いたら
その当人KKからドイツより国際電話。

9月2日(日)
「再認識」の重要性を
明治の美術運動家岡倉天心は力説していた。
・・・再認識の言葉が芸術的喜びを表現するのに
用いられるのは意味深いことである。
なぜなら芸術から我々が引き出す喜びは
再認識にあり、
我々が自分で感じているものの再発見にあるからである。
(東アジアの絵画における自然)
また1911年5月4日(明治44年)
このボストン美術館で行った講演の中で
「芸術は二人の演ずる遊びである」
という趣旨あふれるメッセージを残している。

自分の気力が低下している朝
僕は岡倉天心全集でこの大傑物と花鳥風月し
マルサンを俯瞰している。

9月1日(土)
銀座に骨董専門デパートができた。

いろいろ考えた末に考えることをやめた。

女性がきて
きっぱりと
エイトマンのメンコを買っていった。
夜このグラフィックデザイナー氏から
メールが入っていた。

思えば
夏はあれど留守のよう也須磨の月(芭蕉)
のような夏だった。
この秋は今度こそ
秋の夜を打ち崩したる噺(芭蕉)
を希望する。


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