ガンガク2002


■8月の日記へ続く■


7月31日(水)
イラストレーター、絵本作家の
たむらしげるさんがユートピア本のことを日記に書いてくれていた。
お気遣いありがとうございます。

アトム復活するが、ほんとに元気だろうか?
詳細

エイトマン買収
詳細

7月30日(火)
大阪の業者さんからメールが届いた。
想い出のある、
古き良き時代のオモチャは最高です。
これに勝るものはありません。
こんなことが書いてあった。
まったく同感です。
がんばりましょう。
東京へ来たら、寄って下さい。

慶應大学の巽さん夫妻が寄ってくれた。
外国のゲストを連れて。
ヒューゴ賞最優秀アーチストをはじめとする
SF関連のイラストレーションで名高い
ボブ・エッグルトン氏だった。
ゴジラフリークの彼は
わざわざゴジラ映画のエキストラ役のために来日し、
そして店の人形を見てはマルサン、ブルマァクといって
さらにギララを知っていて僕を驚かせた。
お昼に浅草藪の辛い蕎麦をみんなで一緒に食べた。
僕の本「怪獣玩具の冒険」をプレゼントしたのは言うまでもない。
彼はこの本を「ワインのようだ!」と形容してくれた。

7月29日(月)
そろそろ連絡しようかなあと思っていたら
モダンヤ晋チャンが来た。
アンヌ隊員とデートだったとか。

テレビ局の人が来ました。
いつものようにおもちゃと浅草のことをしゃべりました。
モノが多くて驚いた様子でした。

7月28日(日)
暑中見舞いをかねたページを作りました。
ばかばかしかったって?
暑くってどーもスイマセン。

プラモデルの最初期
イマイ科学の作った
「鉄人28号」や「ナガシマくん」
「鉄腕アトム」、「ロボット一家」などは
「歩くプラスチックモデル」という宣伝文句がついていた。
歩くと強調していますが、
さてさて、動力は何だったのでしょうか?
答えは糸車ふうのゴム動力です。
糸車って知らないか?
今じゃゼッタイ考えられないギミックですね。

7月27日(土)
平成のおもちゃショップを見学に行った。
レイアウトはガラスケースを中心としていた。
印象ではトイザラスのような気がした。
いろんな意味で(ネダン、商品構成)
勉強になった。
空想とその他の平成ショップとの違いも
具体的に体感した。
僕の店はどこにもない。
それが確信できた。
来店客にはわかっていることだろうが。

◇怪獣ソフトビニール人形をすべてガラスケースに閉じこめない
◇ディスプレーとして引き立て役に同時代の名車が置いてある。
●◇(1958年製パリラ・グランスポーツ175CC)
◇紙もの(メンコなど)、セルロイド(下敷きなど)が多く、色がにぎやか。

空想雑貨はさらに「ATOMOSPHERE」を充実させる。
空想では、時がゆっくり流れていく。

大怪獣ガメラが徳間から角川に移行すれば
版権は当然「大映」ではなく「角川」になる。
つまり怪獣人形の足裏などは
みんな「角川」になるということだ。
バンダイのように「スタンプ押し」で回避するわけにもいかないだろう。
大映はもう消滅なのだから。
(新聞報道によれば、
角川が9月までに新子会社を設立し、
11月をめどにすべての営業資産を譲り受ける。)

撮影依頼の電話がぷらりとはいった。

7月26日(金)
ヤフーのフリスビー好きの編集者は
子供の頃から食事日記をつけていたらしい。
いちどぜひ「冷や肉蕎麦」に挑戦していただきたい。

昨日夜渋谷の出版社の人と食事。
久しぶりに「金太郎のイメージ学」を話す。
車を高層ビルの地下四階駐車場にいれておいたが、
迷宮。
ひびわれたコンクリートの向こうに何かがいそうだ。
まさにウルトラQワールド。

おもちゃ工場の見学希望メールが届いていた。
見に行きたいですか?

7月25日(木)
本を購入するかどうかの場合
手元に金銭があるかどうか以上に
なにやら別のファクターがある。
五六年前に東大前の古本屋街で
日本文化研究家の九鬼周造全集(岩波書店)を見つけたが
なにやら訳の分からない理由によって
未だに手元にはない。

原宿ワタリウム美術館発行の小冊子を整理していたら
九鬼周造の短歌が掲載されていた。
初対面である。
『さびしさは薔薇のはなびら吸口に巻くアブドウラの煙草より湧く』
九鬼はこの時1926年(大正15)パリで
あまりにも有名なしかし今は忘れられつつある
「いきの構造」の基本稿を書いていた。

マルサンのソフトビニール製怪獣人形の解読に
<九鬼周造の眼>が顕れたのは
半世紀以上たった彼の少年時代を過ごした
懐かしい場所からであった。
『さびしさよ冷たくつよき口づけに命死ぬべく我を抱けかし』

個別に顕れる事象の渚から
その沖合に連なる
「相似」を発見することが僕らの旅の<泉水>なのだろう。

午後
ヤフーBB誌取材と撮影。

7月24日(水)
朝早くから起きて
パソコンに向きあって
メールチェックと
メール返信に明け暮れる。
CGIで自動化できる分はあっても
それはごく一部だ。
通販はすばやく応答しなければならない。
ホームページは毎日更新しなければならない。
停滞は許されない。
さぼることは許されない・・・・・・

まじめにやらないと儲からないし
どのくらい儲かったかと聴かれても
港区の億ションに住めるほどリッチではない
というのが明らかになったインターネットショップの実状。
さぼっていても儲かるという経営イメージがなくなったとき
その業界はなくなる。

縄文時代の焼畑農法のように
さぼって儲かるのでなければ
誰もまねしやしない。
そうだ、骨董屋になろう。(笑)
元手いらずで
なんにもしなくても明日は倍々で売れる!
あくせくしなくても生活できる!
お芋のように。

でもそこには
デザインと周到な幾何学がないと
収穫はない。

大映消滅!
どうするガメラと大魔神!

7月23日(火)
かなり忙しい日だったことは間違いない。

九段のアート系の出版社で
二時間半ほどうちあわせ。

夜は「ユートピアの期限」の完成打ち上げで
三田の中華料理店。
慶應大のドイツSF先生が近所の三ノ輪出身で
同じ模型店に足を運んでいたことが判明。
下町ジャンク話をする。

7月22日(月)
今日は夕方早めに店じまいです。

今日は駄玩具の整理。
ビニール袋を買ってきてせっせと袋に詰めています。
内職ふうですね。

明日は夜まで忙しい。

撮影依頼あり。
イイカンジです。

7月21日(日)
夏全開か。
おまぬけな暑中見舞いをつくってる?ところです。

明日月曜日は夕方早めに店を閉めます。
来店予定の方は御注意を。

7月20日(土)
梅雨明け

「このHPを見てすごく楽しくなりました。」
通販で買ってもらって
こんなコメントついてるとサイコーです。

7月19日(金)
東京でも九段や飯田橋・水道橋付近は
江戸の水路が残っている。
そんなエリアにオフィスとホテルの新しい街ができていた。
1960年代に
少年キングという週刊少年漫画雑誌を発行していた
出版社は確か近くだった。
桑田次郎のキングロボや
ゼロ戦ハヤト
秘密探偵JAを楽しみにしていた。
プラモデルの緑商会のSFものキングモグラスなどが
よく裏表紙を飾っていた。

プレゼン用資料にそえる自分の経歴のために
空想の仕事を整理していたら
「怪獣玩具の冒険」(1997年出版)の書評が出てきた。
このあまりにも美しい本をゆっくりめくっていくと、
読者はいつしか、そこに映っているのが
怪獣人形であることさえ忘れるだろう。
本書の写真と言葉が味わい深いのは、
それが究極の菓子職人にも似た手つきで、
あまりにも繊細に仕上げられているためなのである。
評論家の巽孝之さんが新聞で評価してくれたモノである。
一部抜粋させていただいた。
改めて巽さんありがとう。
いい評論、美しい評論でした。

たとえばこの本の中で僕はこんないいかたをしていた。
マルサンのナメゴンに関する記述である。
底にある空気穴を押すと、
かすかに泣き声をあげるのである。
マルサンに敬意を表して、
『ナメゴンの涙』と僕はよんでいる。

かっこい〜〜〜い
い〜〜〜本
つくりたいね、皆さん。
誰か出版してくれない?!
内容、装丁はすべてコチラにおまかせコースで。

7月18日(木)
ディープフォレストのCDを流す。
夜はミーティングに使う場所の下見に。
打ち合わせのいい場所なかなかないですね。

話しながら考え
工事途中のアイデアをつなげて
言葉にしてみる。

例えば
洋服と一緒にオモチャが登場したことは
まずなかった。
そこで意識的に前提を変えてみる。
こんな具合だ。

少子化、大人買い
たしかに新聞などに出ているが、
もっと活力が出るには上っ面だけじゃだめな気がする。
僕はといえば
「玩具環境のリセット」
そんな話題を提唱している。

7月17日(水)
新しいプロジェクト立ち上げのために
渋谷区にいた。
表参道の交差点でふと見上げると
マガジンハウス社の単行本の巨大広告看板が立っていた。
帰りに有楽町のビッグカメラにはじめて寄り
保存用のCDを購入。

7月16日(火)
朝台風接近。

四国のある地方で
お月見の際に餅のかわりに
イモを飾る風習があることを知らされた。

バンダイがツクダ子会社を買収
ダッコちゃんやケロヨン、
オセロでおなじみです。

ツクダのおもちゃの歴史は→
買収についてはこちらへ→

7月15日(月)
一太郎からワードに文章作成ソフトを変更しようとして
やっぱり操作が不安です。

自分の本が売れると嬉しい。
照れくさい。

いいものありますか
に続いて
電話では買えないんですか
という
はじめての人からの問い合わせがあった。

7月14日(日)
おもちゃ屋さんが
おもちゃのお土産をもって来店してくれた。
そしてそこで作っていたものが
うちの店にあったので、
さしあげることにした。
昔の職人話をひととき・・・・・・
おもちゃと至福の時間。

ロボット・フライデーを修理に出すことにした。
もちろんマルサンのプラモデルのことである。
元気に動く姿が見たいぞ。
頼みます!

7月13日(土)
暑いですねえ
というのが
挨拶がわりになってきた。

グレート・スピリット

友達は僕の店でかかっている
アマミの歌姫の歌を
こう表現した。

時代に媚びないものは
予測不能な結果をもたらす。
ベストセラーやヒットは
編集者や業界通の予期したとおりの結末であって
本当のメガヒットではない。
本当の実力のあるものは
先験的定説に拘束されない。
だから結果は常に見えない。

食玩と呼ばれる
コンビニ売りのおまけ付菓子は
採集難易度が高いらしいが、
うちの常連たちは
さわっただけで
どうやらブースカとガラモンがわかるらしい。
店ではそんな話が飛び交っていた。

7月12日(金)
朝、店の在庫の確認。
ダンボール1箱ぶん、空く。
さて、何を詰めようか。

昨日のまとめ。


午後打ち合わせ。
ポジティブ。
他業種。
効果予測半年以内。
相互におもしろいことをしましょう発言。

夜打ち合わせ。
新商品企画会議要請。
玩具業界。
効果予測一年以上。
まったく別の相手との
昼と夜とをとおして
何度目かの
おもしろいことをしましょう発言。

ウルトラマンコスモス復活
http://mbs.co.jp/cosmos/

7月11日(木)
お店とは何かと尋ねられたので・・・・・・
ノスタルジーの甘い香りをかぎながら
店の雰囲気を楽しんで
店主と顔見知りとなって
お店で買うのがいちばん贅沢な買い物。

7月10日(水)
台風が近づいている。

イキ=いき=粋=息=意気=壱岐
=5(の)気=生き(る)

新しいことをするには充分な日
J-WAVEで言っていた。

7月9日(火)
筑摩書房のE嬢と連絡とる。

梅雨空の空強がりてガキ夫かな
(少し遅くなったが、谷岡ヤスジ忌6/14に)

何年経っても
谷岡さんのことは、ダメージだな。
夏空の向こうから
ひょっと顔を出しそうな気がする。
男気を教えてくれた兄貴だった・・・・・・
僕の書いたものだけでも
けっこうな量かも。
谷岡ヤスジ
と入れてみて下さい。
http://www.kusou.co.jp/kensaku.html

ケルト系フォークミュージックの好きな僕は
コトノハというアルバムを出している
歌姫のハイヌミカゼを購入した。

口語訳古事記(三浦佑之/文芸春秋)
稲作以前(佐々木高明/日本放送出版)

読みながら
ハイヌミカゼを聴いている。

7月8日(月)
マルサンの電動プラモ(ペギラ)の
下絵を描いて持っていったら
石田実社長は
びりびりっと引き裂いてしまった。
そんなことはしょっちゅうだった。
おっかない人だった。
そんな話を夕方聞いた。

7月7日(日)
ダンセイニ卿の研究者から
さっそく
ユートピアの期限の感想が来ていた。
アリガトウ。

本はもう一般書店で出ています。
東京ではお茶の水東京堂に並んでいます。
月末22日には朝日新聞に広告もうつようです。

紀伊国屋のWebサイトでも購入できます。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/
上段の検索欄にユートピアの期限と打ち込んで
注文欄へ飛んで下さい。

7月6日(土)
立川の漫画蒐集家ゼロ戦ハヤト氏と
コレクションの飾り方のことで井戸端会議。
宇都宮のS600氏のコレクションルームを話題にする。

コレクション・ディスプレー会議なんてのがあったら
出席したいな。

たむらしげるさんから手紙が届いていた。
中にはピンバッチが入っていた。
有り難いことである。

7月5日(金)
うっかり有るよと言ってしまい
なんか気になって在庫を調べたら
やっぱりなかった。
あああ、おまえもか
と僕はエレキングを思うのでした。

アート志向の女の子がきて
空気のような話をしていった。
宝島から出たインテリアブックを見たらしい。

7月4日(木)
朝から閉店後まで忙しかった。
バンダイものを少し整理する。

慶應から本がやっと届いた。
すごく長く感じた。
これで僕の運命も前進するだろう。
ソフトビニール前史としての
企業物について触れた。
しかし慶応の学生は幸せである。
なぜなら
マルサンという単語や
マルサンのソフトビニール人形が
夜空の星のように並んで
しかもその脇には
織部焼の名品の器が輝いているのを
堂々と目撃することができるのだから。

7月3日(水)
暑さと湿気のために
散歩途中でリタイア

7月2日(火)
暑さにつき省略

7月1日(月)
ワールドカップの月は終わり、
いよいよ夏の始まり。


ヤフーより連絡あり。

夏草や立ち寄る水は金気(かなけ)水
(一茶)


■過去の
ガンタマ日記
1998年 1 1 1 1 1 1 1 1 1 10 11 12
1999年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2000年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002年 1 2 3 4 5 6
■浅草の懐かしおもちゃの秘密基地・空想雑貨