■昔のおもちゃの常識
無版権の駄菓子屋が
戦後のおもちゃ世界をリードしていた
その理由とは・・・・・・


現在の僕らは
版権ものが善で
無版権ものが悪というような考え方に染まっていますが
かつては無版権が普通。
版権ものは少なかったのです。

現在のように
おもちゃを子供にすぐ買う親もあまりいず
おもちゃ屋さんは特別な時だけ行き来するところで
例えば正月や誕生日のプレゼント
おもちゃたちは
おもちゃ屋よりも
安くて自由に出入りできる
駄菓子屋さんの天下でした。

とくに
ブリキ玩具は主に輸出され高価で手に入らなかった。

駄菓子屋さんたち
すなわち小物やさんが
実は
戦後の日本の何もない時代に
子供たちに夢を与え続けてきました。

貨車いっぱい積み込まれたビーダマを
全部きれいに売りさばいた
九州の親父さんを知ってます。

安価に小資本の店にまで商品を流通させるには
版権で商品単価が高くなってはまずく
駄菓子屋さん主導型のおもちゃ社会だったからこそ
無版権は当然だったのです。
それは江戸以来続く
《玩具業界の知恵》でした。

下に優しい社会でした。

版権ありがアタリマエではなくて
版権がない駄菓子屋的世界こそ
日本の六十年代後半までの姿でした。
●映画「禁断の惑星」に登場したロボットロビーの笛
●マジックノート「月光仮面」「長嶋選手」他
●サンダーバード二号プラモデル
●光る鉄腕アトム(夜行塗料塗りの片側だけのモノ)