●定義復刻の信憑性新金型時間ドライヤー合い決定的イメージ結論
***向かって右がニセモノ***
21世紀になったというのに
ニセモノがちまたにあふれかえっています。
そこで怪獣ソフトビニール人形の
ホンモノとニセモノを整理しておきます。
(1)ホンモノと
ニセモノの定義
ホンモノは純正品。当時品。つまり1966年から
1968年にかけておよそ千日間のみ製造された
浅草にある「マルサン」の商品。
会社自体倒産後上野で再建されたが
実質内容が変化したり
平成になって同名会社(二代目死去)が登場したため
名称さえ混乱するので
「1000日のマルサン」と呼ぶことにする。
マルサンといえば「1000日のマルサン」を指す。
ニセモノとはホンモノ以外の商品を指す。
この中には、
「復刻品」、「レプリカ」、「新造品」を含める。
(2)なぜ復刻品
やレプリカが
問題なのか

この問題は深刻です。
復刻品と称した場合、またはレプリカと称した場合、
どの金型を使って再現した商品かが問題となります。
元型と作業型と二つあるが、
作業型はまた幾つもある。
仮にAという作業型で再現したとしても
当時と同じだとどうして証拠だてできるのだろうか。
作業型は下請け工場の数だけあってまちまちである。
(複写機で複写してそれをさらに
各部署でコピーすると考えればよい)
また残念ながら、元型と言っても、
それが元型であるとの根拠はどこにあるのか。
(3)新金型は
混じってない
のか

復刻と称した方が売れ行きに関係してくる理由もあって
当時の金型ではないのに、
現在つくった新規金型による新造形を
復刻と称することがたびたびありました。
見分け方1
年月を経る
ということ
どこかに年月が現れます。
それは、表面であったり、内側であったり。
それを汚れととれば、部外者だし
そこに愛情がもてるのが愛好者。
内側はごまかせない。
見分け方2
ドライヤーで
中を開けよう
充分にあたためて、柔らかくなった時点で中を見ます。
ホンモノは内側はかびが生えている場合が多い。
関節部分に汚れがついている場合もよくある。
ひびが入っていることもある。
ニセモノはもちろんキレイです。
そしてホンモノには柔らかな懐かしい匂いがあります。
一方ニセモノは化学薬品特有の鼻につくいやな匂いが
充満しています。
ギララ解体(左ホンモノ) 泥汚れのあるなしをチェック
ギララの場合、間ちゃく(関節のジョイント部分)に
「1999マルサン」と刻印が薄く入っていますが
削られる可能性もあります。
見分け方3
各パーツの合い
は確かか?
1000日のマルサンが好まれている理由のヒトツに
「ていねいな造り」がある。
たとえば大量生産時期と比較して
各パーツがしっかり造られているため
関節が取れにくく抜けにくく
手足頭はキュッキュいうぐらい固く回りにくい。
そこがマルサンなのである。
純正品を
持っている人は
手足を
試してみて下さい。
■ゆるゆるギララ■
頭とボディーの微妙な色の違いを
お解りいただけるだろうか。
このギララは胴体だけホンモノに
頭と手足ニセモノを移植した。
足のまた関節の部分も胴体とのズレが
大きく露出している。
合いがゆるいから手足も頭も
簡単にくるくる回る。
残りのすべてのホンモノキララでも
実験してみた。
(頭のみ少し回るモノもあり)
結果は同じである。
つまりどういうことかと言えば、
ニセモノはホンモノより小さくできていると言うことだ。
それは(3)で指摘したように
当時とは別の金型で造られていることを示している。
見分け方4
色や形を
再チェック




























































▲決定的な違い



































■イメージの違い
復刻品はとうしても全体の細かな表現が
甘くなる傾向がある。
形的にはどこを注意するべきだろうか。
それはいちばんつぶれやすい箇所に注意することだ。
純正品に発生した金型の傷、
皮膚の細かな処理
マルサンマークの彫り
を見てみよう。
スキャナーでは逆に
わかりづらいが
薄く表示されるのがニセモノ。
(左)
ホンモノはあくまで
濃く深くはっきり
表示されている。(右)
実物を見た方が
分かりやすいだろう。
しかし、
この差は
どうしてできたのだろうか。
実はアンテナのつけねに
細かな傷(線)がある。
ニセモノでは逆にない。
実は爪の上に
線のようにも思えるが
確実に皮膚の段差がある。
ホンモノでは
輪のようになっている。

実は決定的な相違点
ホンモノは向かって右足の
三本の爪のうち外側の二本
にそれぞれ1ミリ程度の
浅いくぼみがある。
ニセモノはこのようなものに
気を配らないから
とうぜんない。
ギララの場合、
たまたま固有の
決定的な相違点がありました。
■■ホンモノとニセモノのイメージの違い
- ホンモノ ニセモノ
銀は実際は派手だが
はがれていることが大部分
銀はキレイに
吹き付けてある
塗り 線も色も手が伸びている 似せようとするだけで
手がとまっている
大きさ ニセモノよりは大ぶり。
のびのびしたおおらかさ
感じられる
どこか貧弱で
ムリヤリ似せた感が
ある
曲線が時に大胆 小さく似せている
状態 35年以上経過のため
使い込まれた
あたたかな美しさがある
ごく最近なので
逆に冷たい感じ
重さ 重い(しっかりした造り) 軽い
(わざと重くしている
モノもあるので要注意)
■怪獣ソフトビニール人形がホンモノかニセモノかを見きわめる方法■
■その結論
(1)どこの情報なのかをチェックする→復刻関係者情報はうのみにできない
(2)気になったらドライヤーで内側を見る
(3)もののでどころをチェック→信頼できる店、人から買う
■募集■
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