■2003年12月の日記に続く■


11月30日(日)
朝も雨残る。
もうあと一ヶ月か。

ハンティングの昔話をして、おしまい。
今のハンティングの話をしたい。
倉庫の黄金のほこりと時を生き延びてきたおもちゃの話を。

11月29日(土)
雨。
一日中雨かな。

始皇帝稜に水銀利用の地下宮殿
皇帝は何を隠そうとしたのか?
史上最大のコレクターは?

芸術家の卵がおもちゃ(業界)に接近してゆくパターンは
我が国のセルロイド、ソフトビニール誕生時に見られ
それはガンタマをはじめとする僕の本で書いた。
現代美術の代表者でモビールと命名された「動く彫刻」の発明家
アレクサンダー・カルダー(1898〜1976アメリカ)もまたその『大いなる法則』を踏んでいた。
針金・木・金属・布・ゴム・革を用いて玩具作りを開始。
間もなく、それは「カルダーのサーカス」に発展する。(カルダー展年譜より抜粋)

シュールレアリズムの主唱者アンドレ・ブルトンは
カルダーの作品をこのように感じている。
「・・・奇跡的に現実の生活と結び付き、
天体の動きや葉擦れの音ばかりか、
抱擁の記憶までをも思い起こさせるのである」

11月28日(金)
まんがもんじゃ君の作者江戸前くんと夕食。
彼は十五年間の空想の歩みを知る数少ない人間。
プライベートも含めなんやかんや。

火鉢にアトムのこたつ板を乗せてみた。
ついでにアトムグッズをいろいろ並べた。
いかに?→◆画像

空想の奥座敷には掘りごたつがあるのだが、
どうもその場所にすると部屋が使いずらくなる。
それと掘りごたつにする「軸木」を家人がどうも処分してしまったらしい。

愛想がない。
開店ちょっと前に電話があった。
ペコちゃんのネダンを教えて欲しいという。
買い取りの問い合わせでもなかった。
聞けば、ブリキ台で普通のものだとのこと。
「よっぽど変わっているか、なんか特徴がないと骨董的な値段は付きませんね。」
僕はこう答えた。
(正確に言えばそれなりのネダンはあるが
う〜んとうなるようなネダンはつかないということ。)
「お宅の店だけでしょ」と言われたので
「ハイそうです」としっかり答えた。
電話は当然即きられた。
見ず知らずの女性であった。
愛想がない、近頃の素人衆は、ね。

こいつだけは「負ける」ことに無縁だろう
と思っていた将棋棋士の羽生善治四冠が負けた。
軽いショックを受けた。
やはり常勝ということはあり得ないんだね。

11月27日(木)
朝、年末広告の校正原稿と美術家アレクサンダー・カルダーの展示会カタログが届いた。
この縦長のブックデザインは好きだな。

11月26日(水)
晴れてます。
どこかへいったふりをして家にいて
家にいたふりをして実はどこかにでかけているのであった。
これを夏炉冬扇という?
芭蕉翁の俳諧論をちょっと骨董に租借してみた。

何がいいのかと言えば
たわいもないものに見えて大切なもの
地味そうでいて普通のようでいて
実は味わい深いもの。
こういった種類のものが僕にとってはいいものだ。

何でもない顔をしていて実は大胆なことをやっている
そんな骨董屋でいつもいたい。

11月25日(火)
激しい雨になった。
ぬれかけてスターバックスに入った。
僕は傘をさしてもぬれてしまうへんな奴だ。
1時間ほど友達の書いた研究誌を読む。
「象徴」とは何かということらしい。
「星」とは何か。
靖国通りに面した大きな窓からは雨がまるで雪のように降っているのが見えた。

11月24日(月)
給料日前の連休と言うことで
サイフのひもはかたくさえない。
フリーマーケットの話を聞いてもいまいちらしい。
それはそうと来年の年賀状のデザインどうしようかな?

おくみなりに吹き込む雪や枕元(一茶)

フラッシュ(動画)の作り方のメモをとる。

パソコンをやっていてよかったのは、
むやみやたらなメカ音痴メカ恐怖症が改善されたこと。

おもちゃの絵コンテつくる。
僕はいつだってずっとおもちゃのことを説明してきたのだから、
ただ置かれているステージが変わってきただけのこと。
本作りでしか自分のおもちゃ観が表現できなかったのが
このごろは映像で立体的に説明解説できるようになってきた。

まぁもうすこし進んだら、
いろいろこれからやることを話せるようになります。
皆さんの協力あってのことだから。
ポジティブにいきましょうね。

11月23日(日)
いったい「郷愁」や「記憶」といったものは
市場論理で上書きされていいのだろうか?
来春なんと鉄人28号のアニメが放映されるそうだ。→詳しくは

バックアップソフトのホームページを覗いたら
販売終了のお知らせ。
なんかいやあな気分。
バックアップソフトのバックアップはなしかい!

今月もあと一週間
おとり様が終わるとあっという間に師走だな

11月22日(土)
とある光景が忘れられない。
骨董屋さんにブリキの鉄人があると聞いて
でかけたときのことだったと思う。
ひんやりとして薄暗い二階に上がったところ
壁一面の木枠のガラスケースの中には
様々な色のセルロイドの人形が眠っていた。
今ではその骨董屋の場所も思い出せない。

11月21日(金)
珍しくホビージャパン誌を買いました。
広告を見たかったので。
驚いたのは
「マルサン」「ブルマァク」の買い取りと並んで
「聖闘士聖矢高価買い取ります」。
とうとうここまできたのか?!

お昼は竜泉寺の角蔓でひやにく蕎麦を食べながら
書家とディレクターと僕とで
映像会議。
二階の席からは青空。
ひさしぶりでひや大(だい)をたのんだ。

11月20日(木)
今日はおとりさまです。
おきよめで雨が降っています。

丸投げの番組作りが慣例化しているのよね。
テレビはさ。
きちんと調べようね。
「懐かしいおもちゃ、ありますか?」
と言われたってね。

11月19日(水)
水面下で進んでいた大取引不調に終わる。
ということで
朝一マトリックス→汐留で昼食
→浜離宮→船→浅草→はなまるうどん(讃岐うどん)
→カメルーン戦テレビ観戦

11月18日(火)
映像プロデューサーの友達から教えてもらった
映像作品「カルダーのサーカス」を見る。
勉強になる。
アレクサンダー・カルダーは「モビール」(動く彫刻)の祖。
小学校の時にだったか習ったことがある。
モビールの名付け親はあのデュシャンだということを教わる。
作品は「明」。
そこに「楽」と「動」が付加される。
僕のパソコンのディスクトップにはカルダーの作品が長期滞在するだろう。

11月17日(月)
秋葉原へパソコン用品を買いに行く。
パソコンも愛情かけてやらないとすねるのかも。
朝からもう寒い。
パソコンがもう一台欲しいように
おもちゃももう一個いいところが欲しい。

11月16日(日)
のどが痛い。
うがいをする。
みょうに暖かくなる。

今日はイベントがあるらしいが。
帰りに誰か空想へ寄るだろう。
どうだったか聞いてみよう。

11月15日(土)
無印良品で椅子を購入。
シンプルで安い。
組み立ても簡単でした。
色は灰色。
カウンターの中がやっとスムーズになりました。

昨日夕方お世話になってる玩具問屋の奥さんがやってきて
「バッタ」や「流通」の話。
バッタ屋も様変わりしてしまいました。
このホームページも見たという。
少し恥ずかしい。

11月14日(金)
カミヤさんの絵コンテ(映像を撮るときのメモ書き)は
その書き方でいいでしようといわれた。
プロらしくないところがいいそうな。
きれいでも気持ちの伝わらないものは
だめだから。
ということで映像プロデューサーで幻想文学翻訳家の友達と
今年初のちゃんこ鍋を食べた。

グラフィックデザイナーから
雑誌広告原稿の見本ができあがってきた。
一カ所修正を指示。

11月13日(木)
おもちゃの映像化の件で
楽しく悩んでいます。
先日映像作家でもあるたむらしげるさんから
僕のつくったおもちゃの映像
おいしく写っていたよ
とメールをいただき調子に乗っています。
ああしょうかなこうしようかな。
そうだ、うちのお客さんたちにも出てもらおうか。
近々いろいろ発表できると思います。

非合理好きの合理家
合理好きの非合理家。
どっちだろ。

11月12日(水)
有楽町のソフマップと無印良品と
ビッグカメラへ行って
マトリックスを見られなかった。
丸ビルのスターバックスで休憩して
秋葉原まで歩いた。
歩くと少し熱い。
ほんの少し前までなかった光景が広がっていた。

11月11日(火)
友達の紹介で下町の「からくり屋敷」を見学。
なんというか忍者屋敷のようで。
小林健二展を京橋のギャラリー椿にのぞく。
一年ぶりくらいで渋谷松濤の出版社へ。
社長と一緒に恵比寿で食事。

11月10日(月)
いぜんマーミットの赤松さんと対談したときのビデオを
見直していたら
興味深いことを発言していた。
「ディテール美人は長持ちしない」

インターネットの本屋さんアマゾン.comを見ていたら
僕の本の読者票が入っていた。
ドキドキしてみたら最高の星五つだった。
こんないい書評もらったことありません。
ガンタマがでてからもう七年ほどたつというのに。
どこの方かは知りませんがありがとうございます。

夜ミーティング

11月9日(日)
玩具研究家のツムラさんの書いた漫画を紹介します。
こちらへどうぞ

11月8日(土)
あ〜あ、驚いた。
宇宙人ピピを紙に書いて
ポケットにいれていた
と女性の方に言われた。
今日はおとりさま。

11月7日(金)
コロッケパンとヤキソバパンをごちそうになった。
下町のガキとしては十分なおやつである。
パンは甘く懐かしい形をしていて
ボリュームもあった。
満点でした。

午後1で雑誌社とうちあわせ
そこにうちのお客さん二名も参加してもらって
有意義でした。
たちまち缶コーヒの山ができた。

11月6日(木)
テレビ取材で
この店で一番高いものは何ですか
というありきたりな質問をされたので驚いた。
そういう質問はなしと言うことで事前に了解済みと思っていたので。
そこで僕はいつもの調子で久しぶりに答えた。
というか指さした。
もちろん僕自身をである。
困ったらしく二番目に高いものはと食い下がられたので
同じように今度は質問者を指さした。
お客さん自身はとうぜん高い一品ものである。

こういうやりとりも「骨董」だと僕は思っている。

「あじコレ」へなってもらおうと思っている今日この頃です。
「あじなコレクター」
「あじわいのわかるコレクター」
これが「あじコレ」です。

11月5日(水)
今日は定休日だけど・・・・・・
店内のお掃除おかたづけ。
どこまでやるかだけど。(撮影があるとやる気が違うんだなあ、これが)
これで午前中おしまい。
午後はテレビの企画書書きそして構想ねる。
ダンセイニ卿の翻訳読む。
疲れたときに散歩。
それから発送。
それからホームページの追加。
それからこれは「休日出勤代」ならびに「残業代」ゼロ。

僕たちの「懐かしおもちゃの業界」は
「集めること」ばかりいそいで
「楽しむこと」をどこかに置いてきてしまったという
反省点があります。

おもちゃのタカラは
自動車用品の企画販売などを手掛けるワコーを買収すると発表した。

11月4日(火)
お台場の後に空想に寄るらしい。
東京紀行とか。
北海道テレビから依頼。

友人から翻訳のできあがった
二十世紀最大の神話作家「ロード・ダンセイニ卿」の諸編が届く。
深く深く深呼吸して
それから読む。

11月3日(月)
道路に霧雨の痕。
祭日だけど、通常営業しています。

11月2日(日)
これはなあんだ?
なあんだあ、知ってるのか。
あまりにも大きすぎてカメラに入らなかったあ。
おそまつさまでした。
正解はエイトマンの○○○。
しらんかったあ。
うちの常連に聞いたらアトムで見たような気がすると言っていた。
深い深すぎるうう。

11月1日(土)
今日から世間は三連休。
空想はやってます。
トップページ少し変更しました。
秋のイメージ。
いかがですか?


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