■2004年3月のガンタマ日記に続く■


2月29日(日)
きのうガンタマTV第二回分の撮影。
おもちゃをたくさん持ち込んで遊びながらお話。
個性がくっきりしていることは楽しい。

ガンタマという本を五月五日に出してから
ずいぶんたつ。
ああ1996年だもの。
いろんなことがありすぎた。
やめちゃったマニアもいたが
やめちゃったお店もでた。
なくなったおもちゃ雑誌だってある。
ナメゴンの復刻を出されるとは思わなかった。
波瀾万丈そして何年かして
ガンタマという名前で番組をつくれるとは思わなかった。
ちっとあ見られるようになったんだろか?!

2月28日(土)
昨日
あたし水色コレクターなの
と叫んだご婦人がいた。

ガンタマTV始まりました。
番組の最後に[おもしろかった]または[つまらなかった]の
判定ボタンがありますので
よろしくお願いいたします。


ガンタマTV(あっ!と驚く放送局)
●放送局のページの右側中央最新番組[ガンタマTV]をクリックして下さい

2月27日(金)
春の陽気。
トレーナーを着た。

以前買ってほっぽりっぱなしにしていた
「長江文明の謎/安田喜憲著・青春出版社」に気になる記述があった。
金属器を持つ文明と持たない文明についての。
文字を持つか持たないかについて。

西洋的な文明史観においては、金属器がなければ文明ではないといわれている。
(同上長江文明の謎 P103)
金属器がなければ文明ではないという西欧の考え方は
実はブリキでなければおもちゃではないという玩具史観につながっているのではないだろうか。

多くは木製のベトナムの水上からくりや日本のからくりが
玩具史から欠落しているのは
案外こんなことにあるのかも知れない。

2月26日(木)
谷岡ヤスジの新刊!
谷岡ヤスジ ヤスジのメッタメタガキ道講座(実業之日本社/\1900)
紅茶プロデューサーの熊崎君と電話。
熊崎君は紅茶のソフトを売る。
僕も同じようにおもちゃのソフトを売る。
ある意味で『風流ビジネス』とくくれるのかも知れない。

彼の独特のお茶たとえば「出雲深緑」。
いったいどんな味がするのだろうか?
飲んでみたいものだ。

そのうち二人で「季語」を決めて
僕が「おもちゃ」をセットし
彼が「紅茶」を用意する遊びも一興かも知れない。
ね、熊崎君!

●熊崎君の紹介されたページ。
◎最新の彼のホームページ。

2月25日(水)
ン?

2月24日(火)
ボールにタッチする回数を多くした方が
上手くプレーできるというスタイルのサッカー選手がいる。
お客さんとなるべくたくさん話をした方が
僕も調子が出てくる。
似ていると思った。
昨日も閉店間際はじめてのお客さんと話し込んだ。
もちろん「趣味」についてね・・・

今日はガンタマTVの2回目分の質問事項を考えなくっちゃ。
制作会社に顔を出して、
そんなところかな。

2月23日(月)
なんだなんだあ??

2月22日(日)
以前からちゃんとみたいと思っていた
NHKBSで放送された「ベトナムの水上からくり」を再放送で見た。
ベトナムは水の国といわれ
池が多いことも知った。
そういう背景の中で今から千年ほど前から
農民たちが娯楽として
神話を民族音楽に合わせて池をステージに繰り広げる。
虎や英雄や農作業機や魚や人間たちが
絶妙に水の上を泳ぎ動く。
動作は水の下に木管をはわせてその中に綾つり糸を入れて
池の中にこしらえた小屋の中から
人力で動かしている様子。
門外不出だそうな。

「おもちゃ」とよぼうが「からくり」とよぼうが
名称はどうであれ
アジアの民族からくりは
産業革命後(1770頃。江戸は田沼時代)に発生した
イギリス・ドイツなどのおもちゃよりも
はるかに古く
想像を絶する動きではるかに新しい。
そして夢がある。

おもちゃは近代といえるが
からくりには近代が失ったモノなしえなかったモノ
そういったモノがいっぱい詰まっている。
お金では買えないモノ
一人がコレクションできないモノ
商品にはしないモノ・・・・・・
王様のモノではなくてみんなで楽しめるモノ・・・・・・
からくりこそ本源的なおもちゃだという感を強くした。

2月21日(土)

ちょうど幼なじみが散歩に行くところだった。
子供を連れて魚河岸(築地市場)へ
これから吉野家の牛丼(本店だけはやっている)を食べに行くのだそうな。


セーターは着ていない。

昨日の夜来てくれた可愛いアクセサリー屋さんから
ご主人が
「中学生のとき店に来た」と聞かされて驚いた。

2月20日(金)
サンダーバード実写版で映画化。
あまりがっかりさせてほしくないなあ。
・・・ストーリーは五男アランが正式隊員になるまでの、
テレビシリーズの前日譚(たん)。
公開は8月7日。

ガンタマTVの放映は27(金)ごろだそうです。
あと一週間!

2月19日(木)
ガンタマTVの放映は少し遅れるようです。
編成が混雑している模様です。
27日までにはアップするとのことです。
きちんとした日にちがわかったら
すぐお伝えします。
トップページから飛べるようにします。
もうちょっと待ってください。
僕も待っていますので。
よろしく。


メンコ好きさんとおもちゃ会社へ就職するデザイナーの子が来店。
実は古いおもちゃという膨大なデータ
魅力の数々・・・

2月18日(水)
JRRトールキンの指輪物語が
まさか三十年後に実写映画になって完結するとは。
Tレックスの前身ミステリアス・フォークデュオ
ティラノザゥルス・レックスのマーク・ボラン
(ボランブギーで一世を風靡したロックミュージシャン)の最初の相棒は
芸名をホビットから名前を取っていた。

三十年後にあなたの仕事を認めてもらえるかどうか?
おもちゃのマルサンはそうだった。
「三十年後ですか?」
「いやだなあ」
「とんでもないよ」
「そうだ八十年後だろ!」

2月17日(火)
130億光年の思い

地球から約130億光年かなたの小さな銀河を、
米英仏の観測チームが見つけた。
これまで見つかった中で最も遠いところにあるという。
カリフォルニア工科大などのチームが、
米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡と、
ケック望遠鏡(ハワイ)で観測した。
あちらからコチラは見えているのだろうか?

午前中古物の件で浅草警察へ行き
そのあと西参道へ寄ったが
あかねさんはまだ店を開けていず
古本屋でスエーデンボルグの本を見るが
高価なので買わず
オレンジ通りの今半で百年牛丼を食べ、
アンヂェラスで濃い水出しコーヒーを飲む。
席はいつもの中二階階段裏の席。
この浅草のほの暗さがいい。
ジャズマン(キャロルキングの曲)がかかっていた。
ここではなぜか
もうずいぶん前に亡くなった自分の親父が
煙草をふかしてコーヒーを飲んでいそうな気がする。

浅草雷門・喫茶とケーキの店アンヂェラスのマッチ

2月16日(月)
春の病
花粉症に頭痛に肩こり。
頭痛と肩こりは年中だが。
頭痛は急に暖かくなると連発しやすい。
肩こりは完全に慢性IT病。
外では風がうなっている。
表に出した看板がギィギィギギという音をたてて
強い風で地面を移動させられそうになる。
飛ばないような場所へ移動させる。

スペースの関係で
背中を見せている人形たちがいる。
めったに背中を見る機会がないから
これもいいねといわれてしまった。

カウンターにたたずむ人形のまなざし
こんな写真

2月15日(日)
朝早く起きてシャッターを開けたら、
三日月が灰色の春の夜明けに引っかかっていた。

先日古本散歩でよく行く神保町に去年できた讃岐うどんの店丸香(まるか)へ
四国出身の友達を連れて行こうとして
結局売り切れ?で食べられなかったのだが・・・
むかし吉祥寺近鉄デパートの八階?のうどん四國へよく行ってたことを思い出した。
きつねとかやくご飯のセットをよく食べた。
時は1970年代半ば頃。
五日市街道沿いに「バットマン」
(このあとすぐ?国分寺へ。現マジックボックス)が店を出していた頃の話だ。
そろそろ街のあちこちでタウン誌を見かけるようになっていた。
吉祥寺サンロードの西友の前にある吉野家へはじめて入ったのもこの頃だ。
足下の浅草でおもちゃメーカーブルマァクが完全に失速し
倒産秒読みに入っているとは知るよしもなかった。

2月14日(土)
春一番が吹くとかどうとか。
日差しが春めいてきたことは事実。

相撲グッズと聞かれたので、在庫を調べてみた。
横綱大鵬の下敷き
先代?若乃花の湯飲み
横綱柏戸のブロマイド集
ほかにも力士のブロマイド集がある。
日光写真の種紙。
メンコがあったと思ったけど、
行方不明。
そんなところでした。

NHKテレビ「神秘の名碗・曜変天目に挑む」を見る。
神品・国宝・天目の再現に挑んでいる陶芸家は何人もいるらしい。
世界に三碗という。
写真(静嘉堂文庫美術館)

2月13日(金)
昨日は早じまいしてスイマセン。
千駄ヶ谷へ行っていました。
サッカーの日本代表戦を見に行っていたわけじゃありませんよ。
テレビの次の打ち合わせでした。
最初に予定していた場所と違ったため。
下見もかねて。
大丈夫、いい絵がとれるでしょう。
後は僕は僕のおもちゃに対するテンションをあげていくだけ。

ガンタマTVの放送は
来週だと思う。
打ち合わせ先で一緒に圧縮していない映像を見た。

朝刊に「吉野家」のお詫びとお礼の広告がでていた。
タイムリー。

2月12日(木)
三十五年近く前のものに囲まれて
常に暮らしていると
二十一世紀がまがいものに感じてしまうことがよくある。
彼らは決して天才がつくったものではないが
歳月によってモノとしての欲望は薄められ
今では穏やかで
子供のような笑みを浮かべて店のガラスケースの中で眠っている。
そして愛情のある引き取り手を切望している。

1960年代サンスターの景品のこども歯ブラシの帽子。
ジャングル大帝のレオや悟空の紙でできているサンバイザーといったところなのだが
その後ろの部分を見たら
高徳トイスのマークが入っていた。
飛行タイプのまんがジョーロなど
ちょっとひねったキャラクターもののイメージが強い会社だけれども
こんな分野にまで手を出していたのかな。
その商品はコチラ


六時で早じまいします。
スイマセン。

2月11日(水)
五七調のセリフは何回聞いても
小気味よい。
三人吉三はまさに江戸のゴシックロマン。
自分の胸の中を熱いものが駆け抜ける。

歌舞伎座の三階の斜めった床の使い古された長いすに座って
「いにしえ」の夢にうたた寝するのは
特別な贅沢かも知れない。

2月10日(火)
チャイコフスキーをMY MUSICに登録。
白鳥の湖と悲愴が中学生の頃から好きだった。
今日は寒いというのに家人とのお付き合いで歌舞伎。

作 河竹黙阿弥

月も朧(おぼろ)に白魚の かがりもかすむ春の空
冷てぇ風もホロ酔いに 心持ちよくうかうかと
浮かれ烏のただ一羽 ねぐらへ帰る川端で
棹のしずくか濡れ手で粟
思いがけなく手にいる百両
ほんに今夜は節分か 
西の海より川の中 
落ちた夜鷹は厄落とし
豆沢山に一文の 銭と違って金包み 
こいつぁ春から縁起がいいわぇ



(三人吉三巴白浪 さんにんきちさともえのしらなみ)

2月9日(月)
春の陽だ。
フリースを脱ぐ。

次回の撮影用おもちゃで悩む。
いい絵になるもの。
これが条件。
最近はものを見ても
まず最初にいい絵になるかどうかばかり考えてしまう。
価値があるとか
誰が持っているとかの前に。
個性丸出しのものがいい。

2月8日(日)
昨日の夜はお客さんと両国へ。
僕の店ももっと頑張らないといけないなと思うことしきりだった。
いつの時でも
店とかマニアとかに関係なく
おもちゃの話ができるのは楽しい。
うれしくもある。
まさしくおもちゃの醍醐味。

テレビ用ホームページのチェック
ああしたいこうしたいはあるが
締め切りのある仕事なので
やり残したことは次回にということで進む。

2月7日(土)
昨晩江戸前くんが来て
テレビ用の人形を補修していった。
結局着色するため持って帰った。

禅といえば
親父の本棚に禅の本が並んでいたのを覚えている。
僕がマルサン怪獣人形の「色」の違いに敏感になったのは
親父が輸出の雑貨のデザインを手がけていて
アメリカ向けのものと
国内物とでは
「色」が違う
といっていたことが
どこかに引っかかっていたせいかもしれない。
親父は相手先によって商品の「色」を変えていた。

お昼にディレクターから連絡あり。
編集作業が完了して
インターネットテレビ局に納品したとのこと。
放送日はまだ未定だが
15日くらい前後になるようです。
早ければ来週かな。
でき次第リンクをはります。

2月6日(金)
フランスでは「彼はZENな人だ」という言い方があるらしい。
ZEN=「禅」ということだ。
和菓子のような草花の模様をしたチョコを
フランスで発売したら
大人気だったとか。
「和」のティストもいろいろな組み合わせがあるらしい。
変わった見せ方をちょっと考慮中。

一年に一回くらい来て
金魚の絵柄のお皿やバケツを買っていく女性がいる。
むかしむかし給食で使っていた銀色のアルマイトのものを。
今回はピストル型ライトも一緒に。

家人がスーパーで安売りされているグリコを買ってきた。
トヨタ2000GTかなんかが入っていた。
それなりのものだから僕は感動しない。
しょうがないのでハートマークの飴をなめます。

2月5日(木)
君が代にあふくま川の埋もれ木も氷の下に春を待ちけり
(藤原家隆・新古今集より)
「日本詩の音韻」の中で碩学九鬼周造によれば
「逢ふ」と「阿武隈川」を掛けていると述べている。
我々はよりいっそうの鑑賞力を要求されている。
読解力のないところにいにしえのおもちゃの鑑賞もない。

ブリキの自動車を探している外国の方が来たが、
バンダイ、イチコー、アサヒ、米沢などといわれたが、
残念ながら当店にはお気に入りのものはなく・・・。
車は昔から実車の方が好きだったもので
やはりそんな不遜な考えの者には
まかり間違って車系の古物はやってこなかった。
でも「ミュージアム」という単語は聞き取れた。

英語で「miniatureミニチュア」とは
なんのことはない「模型」のことだった。
だから欧米ではブリキでもプラモデルでも正確な縮小モデルが好まれるし、
「正確さ」が一つの民族的な基準だったのだろう。
我が日本はおもちゃに「正確さ」を要求するのは
どこかの版権担当者なだけで
江戸時代から一貫して玩具は「遊び」という余白を付け加えていました。

アクセサリーやさんが遊びに来てくれた。

2月4日(水)
街を歩いていたら
記念撮影をしたくなった。
撮影したのは、コレ。

七時過ぎ制作会社へ行く。
とおしで番組を見る。
いい感じ。
放映は月末か早ければ今月半ばらしい。
テレビ局の都合もあるので
まだ正確な日にちはわからないとのこと。
またはっきりしたらお知らせします。

おもちゃはココロのおまけ。

2月3日(火)
今日の予定。
ガンタマTV次回の打ち合わせで
午後からひとと会う。
ついでにロケハン。
その場所が撮影に使えるかどうか。
当然デジカメを持っていく。
時間があれば友人のデザイナーに名刺を発注。
時間があればお茶の水古書街でも。
夜はたぶん制作会社でモニターとにらめっこ。

絶えず逢瀬をここに待つ
いろもかわらぬ岸の松
(端唄より)
ガンタマTV松ててくださいな。

2月2日(月)
今日からまた新しい一週間が始まる。
ちょっと気合いを入れて。

セルロイドのモダンでかなり大胆なデザインがいいな
と思うこの頃である。
擬人化された表現よりも
赤と緑というようなイタリアンデザインのような明るい配色
抽象画のような丸い曲線のかなり奇抜な組み合わせ
動物ものや
幼児もの
にみるセルロイド

僕にはいまいちばん新鮮だ。
こんなかんじ


某有名店のチラシもらう。
センスは悪くない。

2月1日(日)
明治大学裏のバー・リヴァースへ行く。
「照葉樹林」という抹茶をブレンドしたカクテルを友達は二杯
僕は「カフェラテ」を二杯飲む。
友達は最近立て続けに寝過ごして高尾まで行っているので心配。
帰れたのだろうか。

江戸時代の絵師円山応挙の話がちょっと。
あとは近頃身辺の出来事。
みんな再起動しようとしている。

むかし
釈迦(シャカ)と孔子と老子が
瓶に指をつけて中のものを味わった。
孔子は「酸っぱい」
仏陀は「にがい」と言い
老子は「甘い」と表現した。
この酢瓶とはむろん人生の象徴である。
(中国宋代のたとえ話)


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■浅草の懐かしおもちゃの秘密基地・空想雑貨