昔のおもちゃ


■昔のおもちゃ屋店主の綴るガンタマ日記2006年12月に続く■


2006年11月30日(木)
新宿御苑

紅葉をうしろから眺め
都市を未来から想い出す。
秋葉原


パパスでホントに久しぶりの冬用コートを買った。
一目惚れだった。
とても明るい色で冒険少年タンタンみたいな一着。
たぶん僕は脱皮しているんだと思う。

2006年11月29日(水)


週に一回
花を生けに行くように
週に一回
秋葉原タイムズタワーの制作会社におもちゃディスプレーを取り替えに行くことになった。

2006年11月28日(火)
昨日は確かに、「グーーーーだった」
団塊パンチ無事入稿
《続》三丁目の夕日企画書到着

2006年11月27日(月)
今日はグーーーーー

2006年11月26日(日)
面子を袋に入れたり、
ハガキを袋詰めするのが
かなり好きである。
好きになってしまったという方が正確である。
店にある紙物はすべて自分の手で一枚一枚ラップしてきた。
不調なときやさえないときはなんでもビニール袋に入れて
整理することにしている。
ココロも落ち着く。
そうやって僕は僕なりに紙物を理解しながら過ごしてきた。

その時感じたちょっとしたこと、
紙の厚み
インクのにじみ
紙の大きさ
紙のざらざら感
デザインの雰囲気
指先の感触
薄いかすかな匂い
紙に染みついたほこり
そういった触覚や視覚から来る直観の積み重ねが僕の財産になっていく。

2006年11月25日(土)
新東京タワーのデザイン決定!
2011年の開業。
3本足で支えられ、日本刀のような曲線を意識した高さ約610メートルのタワーになる。
ついに、浅草もゴジラに壊されるのかなあ。
<http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0611/24/news092.html>

2006年11月24日(金)
良賈(りょうこ)は深く蔵(ぞう)して虚(むな)しきがごとし
(老子)

2006年11月23日(木・勤労感謝の日)
三時のおやつの時間に
ティーブレンダー熊崎君からいただいた紅茶を飲んだ。
黄色のタータンチェック柄のティーカップに入れる。
まどろむような香りにつつまれる。
おやつは五家宝。

夫婦連れのお客さんの会話が楽しい。
「お茶碗、かわいい☆」
「鉄人28号がいっぱいある。おまけ持ってた!」
「積み木の絵すてきよね☆」
団塊世代もたちまち子供になる。
僕はそれをニコニコ眺めている。

アニーよ銃を取れ
みたいな、もう一回。
それと仮面の保安官ローン・レンジャー。

2006年11月22日(水)
出先で気分が悪くなって
タクシーを止めたら
MKタクシーのなんとトヨタ・エスティマ仕様だった。
リクライニングになるので、気分はずいぶん楽になった。
入ったスタバが暑すぎたたのが原因でたいしたことはなかった。
さっさと寝て、朝ビデオでバルサを見ることにする。

2006年11月21日(火)

「団塊パンチ」編集長からの依頼原稿がようやく何とかなったので、
秋葉原までお散歩。
太陽をチャージ、チャージ。
本命の原稿、再開。
実体はファンタジー模様の言語論。
職業評論家や編集者にはこの極上の美は見えないだろう。
万象の泡をすくって僕は新しい形を作る。

  まず最初に世界が生まれる前から、本があって
  そこには世界が生まれる前からの
  「つぶやき」や「ひそかな息づかい」や
  「星と星とのひびき」といったものが、詰まっているのさ。

五十回連載完結予定。
イマジネーションがどんどん溢れてくる。
UDXスタバで紙の裏にサインペンで書き殴る。
ゆかりでオムそば。
量が多すぎてあやうく食べられないところだった。
キース・ジャレットのカーネギーホールライブ二枚組をためらいながらも買う。
自分へのご褒美。

2006年11月20日(月)
日光写真(箱)を飾る木製横長のケースができてきました。
一部を「ポストカード・年賀はがき」のディスプレーにしました。
日光写真は三十種類、
ポストカードは十種類くらい飾りました。
ポストカードは他にもまだあります。

倉庫に眠りっぱなしで、
なかなか店でまとめてお見せする機会がなかっただけに
デザインも楽しく新鮮で雰囲気があって
非常にいい感じです。

日光写真は千円。
昭和の暮らしや遊びやニュースがプリントされています。
ポストカードは一枚200円でばら売りしています。
年賀状や部屋のインテリアとしてご利用下さい。

2006年11月19日(日)
西部劇名作ドラマ「アニーよ銃を取れ」の日光写真を見ながら、
原稿書き。

昨日は金沢出身の方とメンコ談義。
金沢ではメンコを「カッチンペッタ 」という。
北海道から来た雑貨愛好家の女子にペコちゃんの解説などなど。

ピンクフロイドのライブが終わってから
屋上で見ていたけど、
曇っていて流星はひとつも目撃できませんでした。
星もまったく見えない夜でした。

2006年11月18日(土)

今夜は
獅子座流星群の天体ショーを見ながら
ピンクフロイドの音楽が流れる夜
かも知れません。
流星群■<http://homepage1.nifty.com/sone-world/cafe-onda.html>
ピンクフロイド■<http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=306&date=2006-11-18&ch=12&eid=10451>

関係ないことが関係してくるという話。
実は直接利益のあることはたいしたことではない。
名人ほどそのさじ加減がわかっている。

私は将棋とは直接関係のないことを大切にしているかもしれませんね。
将棋に関しては対戦相手も同じだけの情報を持っています。
仮に実力が同等だとすると、差がつくのは将棋以外の部分です。
本を読む。
スポーツを観戦する。
友人と会話する。
プールで泳ぐ。
その効果を証明することはできませんが、
何かしらの役に立っているという実感はあります。
(棋士羽生善治)

蒸気機関車の窓越しに見た秋


季節はどうしてやってくるのだろう。
季節を動かすエンジンとはなんなのだろう。

2006年11月17日(金)
万年筆メーカーがおもちゃをつくっているのは、知らなかった。
パイロットの方がいらして意見交換。
おもちゃの歴史を視野に入れている人は
なかなかいない。
また時間つくってお話ししましょう。

今年2回も店にやってきてくれた
(そのうち一回はラジオ番組なのにメンコをしました)
若手演歌歌手の「あさみ ちゆき」さんが昨日の読売新聞夕刊に大きく出ていた。
彼女はいまだに吉祥寺井の頭公園でストーリートライブをやっているらしい。

蔵(くら)ありと知りたる雪の光かな  

季節には少し早いけど、芭蕉門下嵐雪の句。
光と暗黒の陰陽を光から見た角度がいかにも嵐雪の眼。
暗闇を雪で包むとは言わず、
さらなる天上光で内包させたところが、天下の嵐雪。
音が聞こえて、暗闇にひびく。

2006年11月16日(木)
原稿依頼、
取材目白押しなのである。
おもちゃ大事にしているからねえ。

2006年11月15日(水)
日本橋丸善本店でステッドラー社の定規とトンボ鉛筆MONO消しゴム
それにユニボールペン0.5ミリブルーブラック色を二本。
たいめい軒でボルシチと牡蠣フライ。
ミカド珈琲で水出しコーヒー。
16才の頃とやることはなんにも変わらない。

2006年11月14日(火)
マルサン商店一期塗装二期緑色ガラモンを観察して直観したこと。

「品がある」


赤いやさしい唇の色
肌色に朱がさした顔色
手の裏表に吹き付けた塗装の色の流れ
未来の不安を読み取った目の表情
こうした「全体性」でマルサン商店千日のガラモンは成り立ってきた。
(1966年から1968年まで約千日間生産。マルサンは1968年12月倒産。詳細は「ガンタマ」「怪獣玩具の冒険」参照)

たとえ塗料の成分が科学的にわかったところで
同じ塗料のいろで塗装をしてみたところで、
マルサン商店千日のガラモンは造り直すことができない。
名人クラスの塗装職人の腕。
なによりも玩具屋の中の玩具屋石田実のはげしいチェックがなければ、
ソフトビニール製品においてもマルサン商店のマルサンたる証はできない。

それに加えて四十年の月日が
塗装を含めて全体の雰囲気をいっそう穏やかなモノに進化させている。
骨董における歳月とは品物を進化させる釉薬(うわぐすり)なのである。

すでに何十年も言い続けていることだが、
マルサン商店ソフトビニール人形初期(二期も含む)ガラモンは
ブリキ玩具の理想的色合い「にび色」を越えている。

2006年11月13日(月)
某映画の打診。
出演するのはもちろんうちのおもちゃたちである。

メガネを新しくした。
ついでにココロのメガネも入れ替えてみたい。

2006年11月12日(日)
昨日
九州からマルサンフライデー氏来店。
プラモデル未組み立てコレクターの雄である。
話の中でブリキの大御所キッズクラブ坂田さんの名前が出た。
こんど博多へ一杯ひっかけに行こうかな。

この夏NHKテレビ番組「駄菓子屋少年堂」収録の時
リリー・フランキーさんも言っていたので、
ライダーカードは九州だけのメンコ特殊事情と思っていたら、
ライダーカードでメンコをしていたのは、
九州だけではないことが判明。
なんとライダーカードを探しに来た千葉のお客さんも
メンコをしていたことがわかった。
メンコはふかいーー。

2006年11月11日(土)
夢買いに 来る蝶もなし 冬ぼたん
(夜半亭蕪村)
蕪村がレスペクトした嵐雪はこうも歌う。
『名月は絶えたる滝のひかりかな』
【切断された】と見せかけて歌うところが
嵐雪の風流ですねえ。
モノを味わうとはかくのごとくあるべしかな。
蕪村は書き残した。
名利の街にはしり、
貪欲の海におぼれて、
かぎりある身をくるしむ、と。

2006年11月10日(金)
大林監督の尾道三部作「あした」をGyaoで鑑賞。
無料インターネットで見るのも特別なことではなくなってきてますねえ。

蕪村の芭蕉追悼の文を全文読んでいるところです。
しかし解説者によって
感じ方が違うとは、問題ですね。
継承者が現れないことを表現した句ではないと思いますが。
『芭蕉去りて そののち いまだ年くれず』(蕪村)

2006年11月9日(木)
日本製ウルトラマンはにせものなのか

円谷プロに肩入れするわけではないが、
だいたいが最高裁の決定がおかしな事であった。
メイド・イン・ジャパンの創造力を積極的に保護しない限り、
友好も未来もない。
リスペクトのないビジネスはひどい運命をつくるだろう。
<http://tenshoku.inte.co.jp/msn/news/0598.html>

2006年11月8日(水)
京橋のレストランサカキに牡蠣フライを食べにいったら、
売り切れで海老フライを食べる羽目になった。
すこし歩いてデザートに
イデミ・スギノでチョコレートケーキを食べようとしたら、
売り切れだった。
アンズとクリームの焼き菓子とエスプレッソをたのんだら、
ランチと一緒の値段だった。

INAXギャラリーでタワー展を覗く。


湯島の岩崎庭園を見る。
庭のテーブルに腰掛けて、音叉のようなヒマラヤスギを眺める。
ラーメンの大喜がすぐそばなのに、
まったく気づかなかった。

白山メガネで新しいメガネをつくる。

わりとよく通る道なのに
きいちのぬりえの版元
石川勉強堂に気づかなかった。
昭和の建物だった。
近くに「木の実」という路地裏の純喫茶があった。
浅草蔵前・鳥越・三筋町この界隈は
紙問屋、アクセサリー問屋、宝石屋が混在する。
古い建物と古くからの商売屋が多い。

帰ってきたら
芭蕉門下にして江戸の定家と称された
俳人「服部嵐雪」の研究書が届いていた。
しかし、いただけない。
絶縁状態にあった師芭蕉への追悼文を訳さずに
俳句だけを紹介してそれだけですます愚を犯している。
調べた限りでは追悼文を載せた研究書はない様子だ。
あればその訳を見たいのだが。

「旅人と我名呼ばれん初時雨」(芭蕉)
「木枯らしの吹きゆくうしろ姿かな」(嵐雪)※前句の返歌

2006年11月7日(火)
日光浴しながら読書。
iPodながしながら、寝っ転がって青空を見る。
エネルギーをチャージしないとね。
十一月の太陽といえども陽ざしが濃い。
メモ帳にこぼしたコーヒーがすぐ乾いてしまった。

注文商品を梱包して、
さらに同種類の商品写真を撮影し注文商品に添えて、発送準備。

2006年11月6日(月)
十月を夢かとばかりさくらばな
(嵐雪)

2006年11月5日(日)
エレキングの湯にはいる
本棚を整理していたら、
十数年前に買った「怪獣の湯」がでてきた。
大丈夫かなあと思いつつ
さっそく試しにはいってみた。
おいしゅうございました。
でもエレキングの湯の色は
乳白色にして欲しかったなあ。
(緑色でした)

2006年11月4日(土)
今日はおとり様。
夜のおとり様へいくと、
お参りをすませた後の社外の屋台の街道は
子供時代へと帰る色鮮やかな参道のようだ。
バナナチョコレート、ベビーカステラ、あんず飴、
ソースせんべい、やきそば・・・・・・

縁日も屋台も大事なおもちゃの関係者だった。
時期を過ぎて売れなくなったブリキのおもちゃや女子人形は
露店で売られ、
パチンコの景品ではプラモデルがひもからぶら下がっていた。
浅草の場合はおとり様沿いの問屋が倉庫から古くなったモノを出して、
店先に並べていた。

2006年11月3日(金)
ハッとさせてくれるものがないと、
ヒトであれ、
ものであれ、
つまらない。
資本投下しただけのコレクションなんて、
惨めに決まっている。
歴史が証明済み。

ダンディズムのあるコレクションが、見たい。
美学のあるコレクターは、いないんだろうか。
あいかわらずビジネスのうまい野暮天ばかりが賛美されている。
目を覚ますには、いい時期だろう。

名月の夜になりゆくや秋の暮(蕪村)

2006年11月2日(木)
少しずつ朝早く起きるようにして、
夜明けを見ながら
仕事をするようにしています。
考え事をしたり、本を読んだり、メモをとったり、
原稿書いたり。
日光いろは坂、秋、旧車ツーリング
英車にしては珍しいツーサイクルエンジンを積んだ
風防付きトランク付き250ccオートバイ、
アリエルリーダー。
1964年の生まれながら
高速道路をおよそ60マイル(100キロ)で
巡航可能。
このときは奥日光で一泊した。
しばらくエンジンはかけていない。

2006年11月1日(水)
おもちゃと本とパソコンに占領された
自分の部屋の大掃除をしていたら、
くしゃみと鼻水が止まらなくなってしまった。


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