昔のおもちゃ


■昔のおもちゃ屋店主の綴るガンタマ日記2006年3月へ続く■


2006年2月28日(火)
「あなたの特技は?」と聞かれ
まさかヒトの運勢がわかることですというわけにもいかず
「毎日日記をつけています。それも八年も」と答えた。
「おたくはオモチャ屋さんですよね」怪訝そうに相手は問い直す。
「ええっ、そうです。ちょっと骨董はいっています」
身体のプロポーションを崩す術
実におもちゃ的というかなんと言うべきか。
ちなみにこれはメンコである。

2006年2月27日(月)
CARLY SIMONの「BOYS IN THE TREES」「NO SECRETS」が届く。
ドキドキしてしまった。
「BOYS」はジャズ系のアルバムで空想雑貨を始めた頃
テクニクスのコンサイスコンポでごくたまにかけていた。
艶やかすぎてちょっと店で聴くには不向きな気がした。
「YOU SO VEIN」は当時愛川欽也のテレビ番組で聴いたし
僕の好きなキャット・スティーブンスのことを歌ったとか噂があったから
よく知っている。
でもアルバムは持っていなかった。
名曲中の名曲。ミック・ジャガーもバックコーラスしている。
十代の男の子には刺激が強すぎたけど、
こんな娘を持っていたらお父さんとしては困ってしまうだろうけど、
でもほんとにいい女性。
1972年僕は18才だった。
おもちゃのことなど何も知らなかった。
自分に降りかかる《社会》の火の粉で手一杯だった。

2006年2月26日(日)
大道すたれて、仁義有り。
慧智出けいちいでて、大偽有り。
六親和せずして孝子こうし有り、
国家混乱して忠臣有り。(老子)
僕らの知らないウルトラマンが海外で暴れているらしい。
国乱れて、金太郎有り。
セルロイドのお面を集めるきっかけになった
仮面ライダーアマゾン。
つくづくサイケデリックだと思う。

2006年2月25日(土)
調子を良くするには
夜明け前に起きるのが一番効果的。
夜が明けるのを見ているとすごく得した気分になる。
よく見て、感じて、清書して、考える。
想像の4サイクルエンジン。
お帰り、ずいぶん長い留守だったね。
今は亡きサイモン・ジェフィスの「ペンギンカフェ・オーケストラ」
最近ご無沙汰だったが、
夜明けに聴くには最高の一杯
想像力が夜明けになると帰ってくる。

2006年2月24日(金)
テレビ撮影完了。
だいじょうぶかなあ。
終わったらすぐ「めざましテレビ」から電話。
プラモデル会社を紹介。
そのあとDELLの方から電話。

ちょうど友だちのお店と長話していて
「その取材うちにも来たあ〜」ということで盛りあがっていた。
そして同時刻編集者は双方の店へ原稿をFAXしようとしても長電話のため繋 がらなかった。
空想雑貨とお茶の水の古書キントト文庫が一緒に『レトロ特集』で取材されるのは、
初めてのことだ。

2006年2月23日(木)
カミヤです。
今日はあったか。

朝一番できたお客さん、
これ探してたんだよ

このお客さんうちの店も知らなかったしこちらへ来る予定もなく、
たまたまだそうです。

縁だなあ
そうつぶやいていました。
もちろんお買い上げ。ウルトラセブンの変身スーツでした。

以上、骨董屋の不思議でした。

朝おきる一分前まで
愛車アリエルリーダー(排気量250cc英国製オートバイ1960年代製)にのって
どこかの旧車遠乗り会に参加している夢を見た。

革の柔らかな手袋をして
足でガソリンタンクをはさみ、
鉄道線路と野原が広がる景色の中を
ゴーグル越しに見た世界は本物だった。

青い金属の質感と
年代物のオートバイコートの重みは
まさにリアルな現実だった。

目が覚めて僕はコチラの世界へ戻ってきた。
いやそれともまた別の夢を見ているのだろうか。
起きる一分前まで。

2006年2月22日(水)
昨夜去年月島へ移転したゲーテ本の出版社の社長とブラピの行った店でもんじゃを食べました。
「金太郎の本書くのも忘れないでよ」といわれ酔いが急に回りました。
つい先週金太郎人形もらったばかりじゃん!
いよいよ船出か?
金太郎いよいよスタートか
日本人にもっと元気になってもらいたい
そんなコンセプトから出発し
日本のイメージ作りを探る旅として
金太郎の本を作る予定(書き下ろし単行本)が
遅れに遅れていました。
■参考資料■骨董魔術論「金太郎とアトム」で触れた金太郎論(1998年)

2006年2月21日(火)
週末テレビ撮影一件あり。
春の旅行スペシャル番組。

さっそく夜ヨドバシへ行って「エツミ ドームスタジオLサイズ」\4980を購入。
商品撮影用簡易ドームで1分もあれば組み立てられ
昔の蚊帳(かや)のようになっている。
折りたためば棒のようになるので、場所を取らない。
背景の布はマジックテープでペタッとくっつけるのでカンタン。
僕のように不器用でもゼッタイ完成できる。
それがうれしい。
■詳細記事<http://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2005/10/25/2496.html>
スタジオに入れて
ライトも何も考えず撮ってみました。
OKです。
Lサイズを買ったのですが、すこし大きいくらい。
三脚は使っています。

2006年2月20日(月)
今年の日記はなるべく画像をたくさん載せようと思っています。
だいたい僕の場合は適当に撮って
あとは画像ソフト・フォトショップで修正〜というパターン。
フォトショップがある程度使えるようになったらこれがおもしろくって。
フィルターかけ放題。
切り抜きも補正も自由自在。
写真に思ったイメージのフィルターをかけるのが、夢でしたから。
ただここのところはちょっと商品撮影やってみようかという気にもなり、
撮影小道具を見にヨドバシアキバまで行こうかと。

35年ぶりに動いたブリキの熊さん
「時をたたく」

オモチャ屋に眠っていた太鼓たたきの熊さんが
やっと永い眠りから覚め
太鼓をちゃんとたたけるように回復しました。
電池で動くまで
マッサージしたのが良かったのでしょうか
最初はまったく動きませんでした。


ちょっとまだ体が重いときもありますが
お店へ来たヒトに
とくいの太鼓たたきをお見せするそうですよ。

2006年2月19日(日)
「私は美術品に頭を下げているんです」
こんなセリフを言ってみてください。
明治の数寄者(骨董狂いの実業家)は嫌いだけれど
とりあえずこのくらいのセリフを言う覚悟はあったことは認めておこう。
現在はむろん彼の会社も没落してなく彼の手元にコレクションはない。
美術商の百年展<http://www.asahi.com/shopping/yakimono/ono/20060219.html>

2006年2月18日(土)
おしゃれなお嬢さんとすてきなママがやって来て
「文化人形風の小さなお人形さん」を買っていきました。
「さびしそうな顔してるね」という親子の会話がきこえました。
親子でアンティークショップへ行く
なんかいい感じだと思いませんか?

2006年2月17日(金)
しかし知れば知るほど、この会社もいろんなことやってるな。
材質はブリキとプラ(先端部分)
マルサン商店製
1960年代。


以前大阪の玩具問屋街まっちゃまちに務めていらした方が見えた。
ブルマァクはアイデアが足りなかった
という感想。
エーワン
と取引していた話。
野村トーイの製品はどこか品が良いですね
と僕がいったら同意してくれた。

2006年2月16日(木)
雨降り。
五百万画素のデジカメFinePix欲しいな。
しかも2万円切ってる。

2006年2月15日(水)
いまこそ立ち上がれ世界の愛あるおもちゃ愛好家
ことに日本の純真な大人のソフビマニアよ
おもちゃ世界を守れ
おもちゃ世界をつづけよう
アムロよ少年ライダー隊よ
ハヤタ隊員よ正太郎よナショナルキッドのおじさんよ
もっと遊ぼおおおおおおおおおおおおおおっ


昨日は久しぶりに大田蜀山人氏と逢って
ボブ・ディランのドキュメンタリー映画の話をしつつ
「おまえさんは軽みが足りないんだよ」と厳しいご指摘もいただいた。
帰りに「夢みるラジオ」で知られる小林健二画伯のアトリエをのぞいて
出版関連の情報をもらう。
世界はそれでも回っている。星は見えなくても空でじっと輝いている。

2006年2月14日(火)
今日も良い日でありますように!
昨日骨董品やさんから買いました。(1971年頃のおもちゃ)
この子ブタさんの顔がふっくらしててかわいい。
値段どうこうじゃなくて
ちょっとかわいいお気に入り。
自宅のテーブルの上の単行本の山のてっぺんに
飾っています。
春っぽくて、良い。
今日は友人とブランチ。

2006年2月13日(月)
キックのチャンピオン鈴木秀明選手が来て
話す。
春にいろいろ動き出すようだ。
今日は満月。
良いことがありますように。
今日はずいぶん電話魔だった。

2006年2月12日(日)
なにかを書くという行為は
ある事柄に決着をつけるという作業を意味する。
その決着の付け方が非常にこわくて
書くことを躊躇することがある。
書くことにより運命の第2楽章が始まればそれは誰にも止めることができない。
本人の意志などこえてしまう。
さて、いかがなものか。


されど我らが冒険は止まず
思いを夫々の星々に置く
冷たく疑いに満ちた非難の空間
そは我らが思考の翼を折る
(稲垣博訳◆アーサー・C・クラーク ロード・ダンセイニ往復書簡集より)

2006年2月11日(土)
「闇のアンティーク」のご紹介、最終回。
(S・ウォーカー/工藤妙子訳/扶桑社ミステリー/\980)
骨董業界を扱ったミステリーはずいぶんと多くなったけれど、
実際の作者が骨董屋という作品はほとんどない。
以前紹介した古本屋さんが書いたモノがあるくらい。
古本屋探偵ジェーンウェイ・シリーズ(ジョン・ダニング著・ハヤカワ文庫)
ではどこが作家と古道具屋と書いたモノが微妙に違うかと言えば
そことなく漂う本音の部分だろう。
それが実感できるから僕にはおもしろいのだが。

しかし商品としての価値と無関係に芸術を愛する人はめったにいない。

刻印があったらあったで、それは結構ですし、
なかったとしても、必要以上に心配することはありません。
実際、家具の価値を決定する基準はほかに何千もあります。
たとえば、全体を見たときの均整や気品、
ブロンズ装飾やマルケトリーの質、細部の完成度・・・・・・

一つでも商談がまとまれば、
憂鬱なんて、
日なたの雪のようにとけてなくなってしまうに決まっている。

いまの世の中においては、能力や知識が
骨董商の名声を左右するのではありません。
要はどれだけトークショーに出演したかということなのです。
ですから、我々も、闘争に参加せざるをえなくなります。
芸術は証券取引ではありません。
芸術とは情熱であり、知識であり、教養であり・・・・・・

もし私が合衆国大統領に就任する日が来たら、
無知で愚かな連中が骨董を買うことを禁止する法律を発布するよ

骨董売買という職業を成り立たせている沃土はいつの世も変わらない。
その沃土というのは、
今も昔も、
金であり、権力なんだ。

他にもいいセリフはあった。
でも最高のセリフはこうだろう。
何回でも聞きたいな、できれば骨のある骨董屋さんの口から実際に。
ぼくらの商売は、たんに骨董品を売ることじゃない。
ぼくらは夢を売っているんだ。
いい話だと思わないか?


気のせいか
妙に悲しげな表情に見えることがある。
君にとって
ぼくは良いパートナーとはいえないかもしれないね。
君は世界で最高のアサクサカイジュウさ。
だって君は世界中のカイジュウを殺してしまうだろうからさ。
だって君を見たらどんな立派なカイジュウだってたちどころに「色」あせてしまうからさ。

2006年2月10日(金)
若者はアナログ
そんな記事が今日の日経MJ紙に出ていました。

サンケイリビング社の取材。
来月東京の地下鉄の各駅で見られます。
浅草六区のスマートボール場さん、
南千住のコロッケパン屋さんと一緒に登場です。
ライターの雨宮さんが
服のプリントのシワがいい
と言ってくれた
ブリキの宇宙船

2006年2月9日(木)
使い古した針を豆腐に刺して納める針供養。
東京・浅草浅草寺の脇にある淡島堂には日頃から裁縫に携わる女性が大勢訪れた。
淡島堂は紀州和歌山の人形供養で知られる淡島神社の霊を移したモノ。
浅草は海で繋がっている。

世界最高峰のジャパンスタンダード
それは本田宗一郎のつくった万能原チャリ「スーパーカブ」(1958年製造開始)
世界で5千万台突破。
ワーゲンやT型フォードなんかめじゃない。
ロングセラーをこえた自動車業界のウルトラモンスター記録。
そば屋の出前が片手でも運転できるようにという「気づかい」が
街の風景と生活にとけ込んだ
「軽く」「コンパクト」で「操作性のよい」《空気のような機械》を産んだ。

2006年2月8日(水)
Mac Music Storeからダウンロードすることが多くなった。
ブロンディもデビットボゥイも平原綾香も・・・・・・
おもちゃの企画書をせっせと書こうと思います。
「地上の星」聴きながらなんて
まあありふれてるかもしれませんが。

サッカー解説者のジャンルカトト富樫洋一氏がアフリカ選手権取材中になくなった。
風邪をこじらせたとか。
ご冥福を祈ります。

僕と大して年が違わないのに。
中田がミドルシュートを決めた伝説のセリエA優勝決定の大一番ユベントス戦の解説が確か彼だった。

2006年2月7日(火)
雪はちょこっとだけ。
ヤフオクは磁気嵐か?!
▲追伸
やっぱりペギラのせいか???

しばらく日記に画像が使えませーーーん。
あっ、スキナーがあるか!
まけるものかぁ

デジカメ不具合
サポートセンターに連絡したら
無料修理と言うことになりました。ちゃんちゃん!

来月銀行が統合されるので、
別の支店に行って口座を作らないと。
なんてこった!

2006年2月6日(月)
一輪を五つに分けて梅ちりぬ(夜半亭蕪村)

愛用のデジカメFinePixが具合悪くなった。
何しろ画像が磁気嵐。虹色。
修理に出すより今月末まで待って
五百万画素二万円前後の新機種を待っていた方がよさそう。

今夜は雪かも。
社会的地位も名誉も資金もない普通の個人が
地位も名誉も資金のあるなしにかかわらず
できる最高の投資はなんだと言ったら
それは「決意」だと思うような瞬間があった。

2006年2月5日(日)
レインボーマンのお面が売れた。
女性からレインボーマンが欲しいと言われたのは、
はじめてだった。
DVDを見たそうな。
お客さんはいろんなところに潜在していると思った。

2006年2月4日(土)
非常時ラジオをつけようとして
電池がなくなっていて
聴けなかったらどうしょう?
答えはひどくカンタンだった。
【からくりギミック】『ゼンマイ』の登場だ!
いまこそ思い出した方がいい。
おもちゃの夢は偉大なんだと。
<http://www.zenmai.co.jp/>

愛あるコレクターと逢いたい
根性男の怪獣コレクターから昨日の夜メールが入っていた。

香港の怪獣コレクターと仏蘭西のピストルコレクター氏が来た。
ガラモンの値段を聞かれた。
新聞社系取材依頼が一件。
うちへ来てる保険屋さんの依頼でネットショップ講義が一件。

2006年2月3日(金)
外国の女性の方がいらして
お友達にブリキのおもちゃを買っていかれました。
ワーゲンのブリキのバスを選んだ理由は
「日本語」で【幼稚園】と書いてあったからでした。
知らんかったあ〜〜
月を見る
「月こそ同じ光なりけれ」
「あしたの空に夜は残りけり」(新撰莵玖波集より)

2006年2月2日(木)
ヤフーオークション注意です。
同一商品を1カ月に100個出品すれば、個人でも連絡先の明示義務
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/02/01/10714.html

http://auctions.yahoo.co.jp/phtml/auc/jp/notice/20060201.html

今日もいい日になりますように

2006年2月1日(水)
居酒屋というのが苦手で
自分から進んでいったことがない。
昨晩なぜか秋葉原のヨドバシの上の居酒屋で「ガンタマ作戦会議」。
ひつまぶし食べたかったな。

今日は雨で体調わるし。
荒波脳内波浪警報。

将棋界の一番長い日「A級順位戦」をネット観戦予定。
ラスト前でした。
将棋はそのたびに未知の航海である(羽生善治)

でも明日早朝中田選手の試合があるなあ。


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