昔のおもちゃ


■昔のおもちゃ屋店主の綴るガンタマ日記2006年7月へ続く■


2006年6月30日(金)
さるところにペコちゃんとその資料が売りに出ているんだけど、
なんだか悲しくなっちゃうような感じだね。
関係者が亡くなってということなんだろうけど。
しかるべき人に持ってて欲しい。
できれば一般公開して欲しい。

2006年6月29日(木)
暑いので朝のうちに用を済ませる。
モノのイメージの作り方に迫る「金太郎1000年旅」第二回入稿。
金といえば
富士銀行の金定額積み立て口座「富士金太郎」。
金太郎をキャラクターに使った
いちばんわかりやすいイメージ展開。

2006年6月28日(水)
神田きくかわで大きなうなぎを食べる。
大きくてお重からはみ出して折れ曲がっていて
びっくりした。
ウォーキングシューズを買おうとしたら
お茶の水の靴の平和堂が廃業していたのにびっくり。
洋服の青山になっていた。
ケーキのエスワイルも、ラーメンのピカイチもすでになく、
僕のお茶の水もずいぶん寂しくなった。
キントト文庫でUターンして家まで歩いて帰る。
雷が遠くで鳴った。

2006年6月27日(火)
いま書いている「金太郎」の取材で
「都電」と「三ノ輪車庫」を調べています。
記憶が微妙にこんがらかっているので、
地元の人に話を聞いてきました。
近所の親戚にも記憶をたどってもらいました。

僕の街「千束町」の都電は31番。
蔵前を抜けて都庁(東京駅前)まで。
反対方面は三ノ輪(橋)。
停留所からはなんにも車のない直線の通りの向こうに
車庫を出発した電車が見えました。

三ノ輪は現在の日産(※あるときプリンス自動車という看板が外されたのを覚えている)のあたり。
そして三ノ輪橋という駅があって、
明治通りをこえて日光街道の今のケンタッキーの前にありました。

三ノ輪で降りた記憶があるのに
それは思い違いで「三ノ輪橋」だったのでした。

この「三ノ輪橋」という存在が
「江戸」と繋がって流れている場所そのものでした。

音無川が王子から流れ
三ノ輪橋をくぐり
山谷堀へ注ぎ
隅田川まで続いていました。
三ノ輪橋
吉原遊女の悲しい伝説の残る投込寺「浄閑寺」の横を
音無川は流れていて
その境が
「台東区」と「荒川区」
「三ノ輪」と「南千住」になっていったそうです。

2006年6月26日(月)
雨。

午前中プロデューサーの金内さんが急きょ来店。
撮影用の小道具を貸し出す。

昼食のあと郵便局まで。
思ったより送料がかかった。

出版社へ原稿の受け渡しの件で電話。
なにかの弾みで
「金太郎はビジュアリスト」と口から出てしまった。
おせんべ屋さんの写真を撮りに行こうっと!

ガンタマTVのジリジリからメール。
けん玉王や若手芸人さんを連れた「空想ツアー計画」ありとか。

2006年6月25日(日)
赤青黄色紫ラムネ菓子の容器「森永ラムネ」を飾って
ステックメモリーに「全糖ラムネのキーホルダー」をつけて
三ノ輪ラムネを飲んだ。

2006年6月24日(土)
ぶっ倒れるまで、やる。
ちょっとぐらいうまい奴よりも、ずっとすごい。
今日は屋外ロケ。
ちゃくちゃくと準備していきます。

雑司ヶ谷鬼子母神境内で2時間ほど撮影。
ここは古い駄菓子屋さんもあって絶好のタイムスリップ場所。
スタッフはこの後、泊まりで岐阜まで。
ひとつの番組ができるまで、大変な労力。


2006年6月23日(金)
起きています。いま夜中の三時。
運命のキックオフ。
燃焼し尽くして欲しいです。
結果よりも「経過」を見守りたいと思います。
絶対不利な戦いをどう戦うか
美学を持って誇りを抱いて戦う男の
ラストマッチをしっかり心にやきつけたいと思います。

人生には負け試合も
現実には負け試合の方が多い。
勝ち続ける奴もいない。
結果がどうであれ
やってやろうじゃないの。
負け方が肝心さ。
あきらめた奴が「負け」さ。

2006年6月22日(木)
人よりずっと遅くか
ずっと早く
物を集めることにしている。
人と同じはいやだから。
最近『ガラス』に興味ができて
先日しこたま買ったら
家人からいやな顔をされて
玄関脇に置いたままだ。
持ってきた宅急便屋からも不思議な顔をされて
「何するんですか」といわれたから
「飾るんです」と答えたら、あ然とされた。
さぁ、なんの話でしょう?

2006年6月21日(水)
青山帰り例によって神保町キントト文庫をひやかし
前から目をつけていた神田須田町路地裏の「高山珈琲店」へ入る。
接客態度がとてもよかったし、
お店の雰囲気もよかった。
丹念な仕事の味もまた良し。
いい珈琲屋はどこか似ている気がする。
安心して本が読めるし、原稿も書ける。
これからちょくちょく寄る予定。

2006年6月20日(火)
カミヤの新連載エッセー「玩具屋探偵、金太郎1000年旅」スタート
人文科学系出版の実力派出版社・工作舎ホームページにて毎月連載していきます。
金太郎という日本最高のヒーローのイメージの原型を探して
平成から中世、江戸や明治や昭和を旅していきます。
おもちゃやおもちゃハンティングの話もいろいろ出てきます。
お楽しみに。
工作舎ホームページ:http://www.kousakusha.co.jp/

肩が痛くてマッサージへ。

メンコを整理するファイルを探しに
ヨドバシ秋葉原へ。
35ミリの写真スライド用バインダーがいいという結論に達した。
丸メンコには最適。
角メンコはやや不満。

珍しく雑誌、購入。
「東京人/特集:東京ヴィンテージショップ」
「荷風/特集:昭和三十年代東京※東京玩具協同組合田中理事長の談話あり」
「男の隠れ家」

2006年6月19日(月)
NHK BSの人が来て1時間半くらい説明。
実際におもちゃにさわってもらう。
商品と時代背景。
トイ・コーディネータする。
夜とどいたばかりの竹のマットで寝る。

金太郎エッセイはもうすぐ。

2006年6月18日(日)
クロアチア戦
ブラジル戦まで見てしまう。

2006年6月17日(土)
連載エッセイ「玩具屋探偵、金太郎1000年旅」の校正が出てきた。
レイアウトがすがすがしい。
まちどおしい、もうすぐです。

もんじゃに欠かせない飲み物
ラムネの本拠地はなんということか、隣町にあった。
僕の生まれ育った浅草千束は「日本駄玩の本拠地」。
それだけにまわりも駄菓子屋ワールドが本当に炸裂していた。
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泡白き 海より来たる ラムネ風 (空移)

【店と博物館】
今日考えていたのは、こんなコトだった。
いい美術館は少ない。
いいキューレター(学芸員)がいないから。
ようするに博物館がつまらないとしたら
そこに人間がいないからだ。
店が博物館とちがうのは、そこに「店主」がいるから。
つまり、モノだけではつまらないということ。
モノだけでは飽きるってコトだ。

源氏物語に
「(人は)おほかたの世に従う物なれば」とあるが、
単純に時流にはかなわない式に訳しては味けがない。
『人の世といえども大いなる美に従う物なれど』くらいのつもりで
受け止めてみたい物だ。

2006年6月16日(金)
九州へ行く人がいるので、
どんなところか見てもらおうと思った。
コンセプトは「オートバイ+昭和文化」。
パリラはならんでいるのだろうか?
湯布院・岩下コレクション

2006年6月15日(木)
朝あわただしく発送手配。
午後ずっと雨でひまだったのでメンコの袋詰め。
NHK BSから再度電話。
15年前九州におもちゃハンティングに行ったときのことを思い出そうとする。
隣町の「三ノ輪」を調べる。
ワールドカップの観戦中休み状態。
ぼおっとしている。

2006年6月14日(水)
骨董屋は用心深いから
人様に知られないところでモノをストックしてゆく。
そんな話が通じないほど不況なのか
それともレベルが下がったのか。

市場で売っていたラムネを飲んで瓶をかざってみた。
むかし窓際にラムネの瓶を何十本もかざってしゃれてみたことがあった。

月島から隅田川沿いを歩いた。
高層マンションが橋を渡る初夏の川風に揺れて回り灯籠のように見えた。

2006年6月13日(火)


シオシオのパー



2006年6月12日(月)
今日は朝からブルーの代表ユニフォームを着込んでいます。
たのんだよおーーーーーーー

どーそーぎんの貯金箱

2006年6月11日(日)
あらゆる評論家は失業した方が良いだろう。
サッカー評論家も文学評論家も美術評論家も
そんなものはいらない。

2006年6月10日(土)
ワールドカップ熱第2日目。
ダンセイニ卿翻訳者稲垣博氏と秋葉原食堂で軽く食事。
「ダンセイニに問題があるのではなく、ダンセイニの読者に問題がある」
【読み取り方】の問題を指摘した。
ダンセイニはすべてを呑み込んでやるべき務めを淡々と果たしていた。
別の場所へ移動したらイングランド戦を中継していたので
しばらく観戦。

2006年6月9日(金)
ワールドカップ・ドイツ大会開幕〜〜〜〜

昨日バルサ帰りのEXPO鴻池さんとお話。
ソフビの話はいつも勉強になりますねえ。
意見交換。

プロデューサー氏とアシスタント嬢と僕とで
秘密取材。
僕のとっておきのロケーションのお店を紹介した。
おばちゃんがまたいい味なのである。

今日関東地方梅雨入り
夕方雨は上がるが蒸し暑くなった。

NHKBSより1960年代日本製玩具について問い合わせ。

中田ペルージャのユニホームを着る。
ワールドカップ本番だ。
仕事より優先だもんね。
サッカー小僧だもんね。
試合のある日に「うちあわせ」入れないでくださいね、皆さん、よろしく。

2006年6月8日(木)
秘密の散歩道がひとつ増えた。
都内なのに「吊り橋」がある。
しかも僕好みの「『緑』の吊り橋」という。

博物館や美術館のコーヒーショップで待ち合わせをするのが好きだ。
上野の国立博物館も良いがここもいい風かはいる。
旧古河庭園へ行ってきた。
坂の上が洋館と花壇で、下が日本庭園。
変わった組み合わせだ。
「『緑』光」という名前の薄緑がかったバラを見る。

武蔵野台地の斜面を利用した滝も良かった。
水を使わないおもむきの滝「枯れ滝」の配置に
勝負している名人庭師魂を見た。

途中「ゲーテ記念館」へ寄る。
解説板の中で雑誌「芸術と古代」の名前に誤植があったので、指摘した。
いままで誰も気づかなかった様子。

王子で卵焼きを買って都電荒川線で帰る。
15年くらい前に歩いた商店街があったのに
さっぱりわからなくなってしまった。
僕が間違えているのか
街が変わったのか
それともなくなったのか。

2006年6月7日(水)
「質、量、雰囲気、店主(力)」

種類を問わずアンティークショップの存在方程式だと思っている。

感動的で良質なインタビュー(マルタ戦後 ジーコ監督)
―今日の試合、
中田英のようにどんな状況でも常に安定したプレーをする選手もいれば、
そうでない選手もいたようだが、やはり経験によるものなのか、
それとも個人の資質によるものなのか?
 それぞれの経験とか性格によるものだと思う。
練習であれ試合であれ、どんな状況であっても、同じ気持ちで全力を出せる。
最初から最後まで、自分が持っているものすべてを出せるということ。
それができるのは、ある種の才能かもしれない。
中田英はそれができるから、今の中田英があるわけで、ほかの選手も彼をまねして高めてほしい。
自分にも経験があるが、
どんな相手であっても真剣にプレーするということ、
それが大切であって、そこでプロの値打ちが決まると思う。
そこは各自の気持ちが大事であり、そういう目標を持っていれば確実に到達できると思うが、
今はまだ個々で差はあると思う。

 中田英の練習を見ていれば分かると思うが、
通常の練習が終わった後も、
彼はテーマを決めて、どんな練習でも全身全霊を傾けている。
あのレベルまでいった選手というのは、そういう気持ちの入れ方が違っているのだと思う。

2006年6月6日(火)
昨日夕方ふるいつきあいの下町探偵さんから
【実に立派な】曲面カウンターを譲り受ける。
しかし店は満杯。
夜中まで必死でレイアウト作業する。
どーーーーーーーーなる空想雑貨!

2006年6月5日(月)
買い方の流儀
十代の頃から「趣味買い」が強かった。
お金もなかったせいか
「全集」などそろえたこともなかった。
「稲垣足穂大全」もとうとうそろわなかったし
「宮沢賢治全集」も全巻そろったときには古本屋へ売っていた。
大人になって記憶があるのは
「岡倉天心全集」ぐらいだ。
もともと好きなものしか買わない「訓練」をしていたためかもしれない。
僕の脳はそう呼びかけている。
そしてそれがいちばん快適なのだということを
よく知っていた。
骨董屋になるずっと前から。

2006年6月4日(日)
テレビ局のひとから尋ねられたこともあって
ひさしぶりにぶ厚い「おもちゃ博物館」(商報社/1972年発行)のページを開く。
巻末に詩人ポードレールの言葉が載っていた。
『玩具は、子供にとって芸術への最初の入門であり、
更に言えば、寧ろ芸術の最初の実現でもある』

広告ページ掲載の玩具会社を順番に追うと
興味深かった。
順番に
1ブルマァク(※住所記載なし。ブリキゴジラ、バラゴン、ジラース。新発売リモコン・アーストロン。
怪獣サッカーゲームの紹介)
2オーイケ(高級女児玩具の総合メーカー)
3シバ(おにんぎょうの専門メーカー)
4小久保製造所(玩具用日本刀・高級ポリ玩具専門メーカー)
5倉持商店(創業弘化元年1844※歴史年表と社史)
6西口商店(トランプ花札など室内娯楽品の総合問屋)
7オンダ(景品総合玩具)
8マブチモーター
9アサヒ玩具
10増田屋齋藤貿易
11丸幡玩具合資会社(積み木・名古屋)
12アオシン(※社史。ぶりきアストンマーチン百万個出荷)
13バンダイ
以下省略

ニューヨーク在住の須藤プロデューサーから連絡があり、
7月の「モントリオール映画祭」上映がいよいよのようだ。
店内が【かなり】ロケに使われているのでその部分だけでも必見かも。
その映画、詳しくはまた。

写真週刊誌FLASHから「仮面ライダーの変身ベルト」で問い合わせ。
ライダーマンはあるのかな?

2006年6月3日(土)
モダンや晋ちゃんとお昼。
こってり濃い海老と穴子の天丼。
浅草千束の伊勢や。
僕は天ぷら定食よりも天丼の方が好きだな。

『言葉は春の花の、
木々の梢ににおひを残し、』
源氏物語歌合に書かれているけれど、
夏だったらば
言葉は雲に・・・・・・となるのだろうか。

2006年6月2日(金)
通販の注文がいろいろはいっていて
ありがたいことです。
女性のお客さんが増えていることかな。

2006年6月1日(木)
ディレクターと僕は支持派。
カメラマンは否定派。
プロデューサーは未経験だった。
浅草大黒やの真っ黒な天丼の味のことである。
新番組のうちあわせにての一コマ。
それからワールドカップ観戦のことでまた脱線しそうになった。


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