■空想雑貨


■2007年3月のガンタマ日記に続く■

2007年2月28日(水)
どうだっ、かかってきなさい
◎◎◎◎◎


どうだっ、見えないだろう。
■■

ブランドに捕らわれている限り
わたしは見えない。

■■■
どうだっ、つかまえてみなさい。■
               ■
               ■

2007年2月27日(火)
★だんな、いい顔でしょう。
尻尾が又いいかんじでっせ。
◎いったいどんな尻尾なのかな?
★二段ひねりってやつで、
それに例のモノが
◎例のモノって、つまりあの有名なやつか!
★左様で、
まあこんな名品見えないやつも多いようで、
◎まあその方が世の中平和でいいがな、
あっはっは!

2007年2月26日(月)
立体物であれ紙ものであれ
おもちゃであるとか無いとかにかかわらず
「先覚者」に対するリスペクトがないと、
ちょっとね、という話になると思います。
●●●●●●





古いモノの場合は
物欲を優先させると、
いっけん好調に進んでいるようでいて
実は本人が知らず知らずのうちに
運勢を下げて
罰が当たることがよくあるようです。
楽しんで接している人には
あまり関係ないことですけどね。

2007年2月25日(日)
氷みたいな風だ。
子供たちがそういいながら自転車に乗って駆け抜けていった。

2007年2月24日(土)
ここ数日iTunesでてもちの音楽CDの再生と録音ができない。
複数のファイルが当たっている感じなのだけど。
機械はここが痛いといってくれるわけではないし、
いったところで対処法がわからなければそれまでだし。
よわりましたねえ。

このイラストは
輸出用の独楽(こま)のパッケージデザイン。
1950年代物。
アンティークの楽しみは
こんなところにもある。

2007年2月23日(金)
花粉症回復に向かう。
困ったときの西洋医学だのみである。

脱サラした親友が
夕方ちょこっと寄ってくれた。
きっと
ユニバーサルデザインの新宇宙を開拓してくれるだろう。

2007年2月22日(木)
午前中は梱包で追われていたと思ったら
午後からは
一人でくしゃみをして
一人で鼻水を流し・・・・・・
久しぶりにブライアン・イーノ先生をきいたら 
発売即かけたときは期待以下だったのだが、
今回のタイミングでは
花粉症は軽くならないが、
わりとナチュラルな気がしてずっとかけ流していた。

2007年2月21日(水)
一年に一回きく音がある。
僕の十代にとっては必要不可欠だった歌。
歌なんだけどたんなる歌の範疇を超えて鳴り続けている歌。
十代のバリケード、
まだ見ぬ夢の投石と放水そして怒号と悲鳴。
YouTubeで岡林信康と入力してみた。

テレホンショッキング
石川さゆり→岡林信康→サンボマスター
世界ロック選抜<開幕宣言>(1/31@CLUB CITTA'川崎)
サンボマスター×岡林信康
サンボマスターをバックに「今日をこえて」をシャウトしたらしい。
行きたかったなあ。
◆当日いった人のブログから(僕の身捨てりな日常)
◆毎日新聞の記事(音楽評論家・田家秀樹))

2007年2月20日(火)
蔵前の三和銀行へ行った帰りに
夕飯用にしのだでお稲荷よっつ買う。
お腹がすいたのと雨で寒いので
今日は初めての天ぷら屋さんへ寄ってみた。
千駄木の天ぷら屋が店じまいしたあとは
どこへいっても変わらない。
去年末にいった山の上ホテルもいまいちだった。
多から家にはいった。
穴子と海老の天丼を食べた。
浅草である。
濃い味、職人、女将さん、店構え。
とうぶん天丼はここに決めた。

2007年2月19日(月)
プラスエントロピーの日。
朝から花粉症勃発、洗顔する時点ですでに目がかゆい。

2007年2月18日(日)
雨の中東京マラソン。

世界に誇る
日本の趣味のスタンダードとは、
一見なにもないところに
風を感じることに
心地よさをおぼえ
それを信じて楽しんで続けてきた。
茶道しかり、生け花しかり。
おもちゃにも同様の道があるはずなのだが。
ナガメナガメテコソ、
トマヤノサヒスマシタル所ハ
見立タレ
(利休)

トマヤとは
藤原定家の歌
見ワタセハ
花モ紅葉モナカリケリ
浦ノトマヤノ秋ノ夕クレ

2007年2月17日(土)
朝、怪獣のソフトビニール人形を
たっぷり石けんをつけて、手で洗ってあげた。
しばらくこの子たちとこんなふれあいを忘れていたように思った。
あんまりキレイにしすぎないのがポイント。

さて、クロンボコーヒーにコーヒー豆を買いに行こう。
浅草ペリカンのパンをラッセルトースターで濃いめに焼いて
特別製の信州のあんずジャムをぬり
ケメックスでたてたコーヒーがあれば・・・
カップは京都イノダの30年もののコーヒーカップ。
今日の音楽はNouvelle Vague

ケメックスについての説明(ライター山口 淳氏)

2007年2月16日(金)
おもちゃの温泉効果


見ていると
不思議とおだやかな気分になれる。
箱根で購入した木製玩具こけし。
どんぐりという名前がついていた。
おもちゃの温泉効果とでも呼ぶんでしょうか。
まさしく効能があるんですね。

2007年2月15日(木)
◆カフェにおいてあった角砂糖。

見知らぬ人に見られる美術品って
いったいどんな気持ちなのだろう。
離れてしか見られたくない作品もあるだろうし、
傷のひとつをじっと感じて
読み取ってもらいたい作品もあるだろうし、
1時間はずっと側にいて見守っていて欲しい作品もあるだろう。

2007年2月14日(水)
小雨
ポーラ美術館
建物に興味があった。
シャガールが光っていた。
ポストカード購入。(黄・ピンク・緑)


照明について館長の注文は
『夏のパリの夕暮れの甘い光り』であった。
柔らかくて、透明感があって、紫がかった青。
(設計安田幸一)

2007年2月13日(火)
春めいた日
ロマンスカーに乗って箱根へ金太郎探しに出かける。
新宿駅金太郎弁当(東華軒のとん漬け弁当※金太郎のイラスト入り)
金太郎の湯(姥子うばこ温泉)
金太郎石(湖尻)
金太郎餅(大湧谷)

遊歩道にあった苔の石 休業中

2007年2月12日(月)
本日は祭日ですが営業しています。


ブリキピストルの火薬の匂いが
懐かしい。
運動会の記憶がよみがえるからかも。
たまに気分転換で店の外へ出てやってみる。
巻玉火薬をブリキピストルにつめて
引き金を引くと
ちょっとしめったパンという音がして
それから強烈な硫黄の匂いがする。
小学校の校庭の土と木造校舎と
そこにはかけっこをしている自分がいる。

2007年2月11日(日)
本日は快晴なり
おもちゃ屋さんも全力営業中です。


現在の状況を
孔子におうかがいを立ててみた。
「徳惟れ一なれば動いて吉ならざるなし、
徳二三なれば動いて凶ならざるなし」
出典を調べているうちに、
なんと富永大先生のページに行き当たる
幸運があった。

2007年2月10日(土)
「ビル」のある景色も好きだけど
『水』がどうも好きなようだ。
本をぱらぱら開いていたら
僕の好きな図象「一角獣」も『水』に関係していることがわかった。
イメージはいつ頃からココロに浮かんでくるのだろうか?
いつかの夏ともだちの誰かか
夜中にこっそり
小学校のプールで泳いだ話が
記憶にひっかかっているせいなのか?
脳のなかの水分子が
暴れているせいでもないだろうが。
Water Water

ミヅ 満つ

2007年2月9日(金)
朝、自転車でひとっ走り
郵便局で支払い
合羽橋で店ようの紙袋
そのあと上野のお山で(イナムラ ショウゾウ)ケーキ



うちへ帰ってきたら
汗かいてたので着替えました。
春近しの暖かさ。

観覧車、土へ帰る
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000041204.shtml

関係者のコトバ
もう一度、名所に生まれ変わって、子どもらの夢を紡いでいくだろう。

2007年2月8日(木)
新聞を切りぬいて貼り付けていた
子供のスクラップ帳の中から
マルサン商店のプラモモデルのちらしの一部が出てきた。
1958年当時のモノみたいだ。
日本初のプラモ(※異論はあるけれど玩具史的にはこれで良し)
原子力潜水艦ノーチラスの告知がのっていた。

浅草ビューホテルから美女三人がいらして
プレゼント用のメンコやぬりえを購入された。

2007年2月7日(水)
カフェ ルグラン

神保町の果てまで歩いていって
本を開いて、まったり。
あたたかな夜だったので、


戻らない時間と押し寄せてくる時間を味わいながら
路地裏をずっと散歩していました。


2007年2月6日(火)
タイガーマスクのミニセットを買ってもらって以来。
昨日は十年ぶりのお客様。
おしゃべりしていました。

プラスチック製おもちゃの出現は
戦争が関係している。
というよりおもちゃはつねにほとんど戦争と関係してきているのだ。
戦争用の火薬が平和利用されて「セルロイド」となったり、
生産拠点が戦争によって壊滅し、そのすきをぬって他の地域が隆盛となったり・・・
第二次大戦による金属不足がプラスチック製おもちゃへの移行に拍車をかけたという。
ブリキより軽いことが「輸送経費面」で割安となったのは最大の魅力だった。
日本の場合、ソフトビニールも同じことが言えたのではないだろうか。
(参考図書■おもちゃの二十世紀〜アメリカン・トイ・ストーリー〜/アンドルー・マクラリー/平凡社)

2007年2月5日(月)
たまに
岡倉天心の「茶の本」を開くと、身体によい。
もちろんココロにも気持ちよい。
茶の本は数々の名句をあたかも星の花の環のように
無償で読者へ贈り続ける。
欧米貴族階級向けに英文で書いた事実はあるが
真意は日本読者向けに書かれている。

笑みを顔にうかべながら
利休は冥土へ行ったのであった。

まさしく男子はかくのごとくあるべし。
ダンディズムに生きるためにバロックに死す。
茶の本は利休の最後を描いて終わり、
読者の美の覚醒を促して始まる仕掛けであった。

この人生という、愚かな苦労の波の騒がしい海の上の生活を、
適当に律していく道を知らない人々は・・・・・・(以下略)
天心の講義が受けたかった、
そう感じる春まだ遠い朝。

天心の嫌いなモノは
日本嫌いの官僚と
茶道楽自慢の実業家と
保守的な西洋かぶれ
美術家であった。
天心は生涯コレクションを
持とうとしなかった。
天地が彼の書斎であり
万象の移ろいが
彼の茶だった。


二十一世紀になっても
天心のプロデューサー
としての企画書は
理解されていない。
(骨董魔術論
1998年神谷僚一著)

2007年2月4日(日)
95二台98一台XP二台と丸八年使い続けてきましたが、
Windows Vista は買わないかも知れません。
iTunesやプリンターやひかりファイバーまで
対策ソフトをインストしなければならないようです。
多数派ということでつかってきたのですが、
そろそろ思いっきりMacかなと思っています。
日本語環境が心配ではあるんですが。


いちばん大きなメンコをください!
といわれました。
ニッポン放送の人でした。

2007年2月3日(土)
明治の作家樋口一葉は
隣町竜泉で駄菓子屋を開いていました。
歩いて五分。
毎度おなじみひやにく蕎麦の角萬の先を曲がったところです。
すっかり忘れてたので、ページを新しくつくりました。
記念館には駄菓子屋をしていたときの仕入れ帳が展示されています。

半日掛けて
マルサン製怪獣ソフトビニール人形ミクラスを
あまりきれいになりすぎないように
みがいていて
さらにさらに気づいたこと。
うんと感じたこと。

彫りがスゴイ

ブリキの欠点は皮膚を印刷でしか表現できなかった。
この点ブリキは意外と凡庸。
ウルトラマンなどヒーローや後続のブルマァクになると彫りが全体に浅くなっ ている気がする。
単純な「線」表現では満足できなかった。
以前ゴモラを「スパゲッティのような」とたとえてみたが、
ミクラスはさらに輪を掛けてとんでもない前菜。
皮膚の造作は塗りではなく
彫りと決めうちしていたような。

ひねってまたひねって

ひねってまたひねって、そしてなんと「裏側」にピンクを彩色している。
やんちゃでお茶目。
角を翻訳するとこうなる。

2007年2月2日(金)
昨日夕方からうちあわせ。
資料として
ちんどんやさんの映像を見た。
ピストルごっこをして道路に寝っ転がる子供たちを久しぶりに見た。
どてらを着た男の子もしっかり映っていた。
嗚呼しかしどうしてこんなに変わったのだろう。

親友が会社員をやめて
カラーユニバーサルデザイナーになるというので、
事務所の名前をいくつか考えてプレゼントした。
Rock and roll can never die
Ther's more to the picture
Than meets the eye
(ニール・ヤング)

2007年2月1日(木)
ぶらり
ぶれる
ふれる。
路地裏の街に触れる。
東上野にある昭和の一角。
禅寺に隣り合っている。
昭和を過ぎて角を曲がると
下谷神社の大鳥居があらわれる。
創建は江戸の彼方、奈良時代。
今度は
ヤマトタケルの息のかかった一角があらわれる。
東京は
昭和どころか
明治よりも
江戸よりも
はるか深くからつながり広がっているのである。

2007年1月31日(水)
ニール・ヤングを聞いていると
16歳の時はじめてハイウェーを目の前にしたときの
とめどもない高揚感が甦ってくる。
きっと元天才の諸君征三郎先生には「青いな」と
笑われるのだろうけど。


●ニール・ヤング グレイテスト・ヒッツ
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1790799

2007年1月30日(火)
なぜソフトビニール人形が好きかと問われれば、
こう答えるのです。
僕は縄文土器が好きなんですが、
他にも
ミロの原始芸術

カンディンスキーの抽象画
もちろん岡倉天心一派の朦朧体(もうろうたい)絵画も※天心の絵も


こういうのを複眼で見ていくと
僕にとってのモダンアートのひとつが
マルサンソフビと見えてくるわけです。

それは今でたとえるならば
ららぽーと豊洲から見えるお台場の観覧車の
すきまに消える夕日のようにきれいな
絶えず呼びかけてくれるあるモノだからです。
僕は天然界ではディフェクトスタンダードな
目には見えないけど絶えず呼びかけてくれる大きなヒビキを
ナノテク単位で受信したいわけですから。


知的なモノの蒐集を意味する
コレクションという
コトバのうまれた無垢な時代に立ち返ってみれば、
そのうるわしき横町の路地のそのまた奥に差し込むヒカリを訪ねては
溜め息をついたり
しのんでみたり
自分なりのキャンパスをたててスケッチに励んだりするわけです。


2007年1月29日(月)
SONYの会社設立趣意書
「真面目ナル技術者ノ技能ヲ最高度ニ発揮セシムベキ
自由闊達ニシテ
愉快ナル理想工場ノ建設」

のどが痛かったので
話すのも不自由でなにかいらいらしていたので
ひたすらおもちゃを磨いていた。

2007年1月28日(日)
月が美しいのは、
雲の影がかかっているからだ。
茶湯の開祖村田珠光がおよそこんなことを言っていた。
僕が思い浮かべていたのは、
怪獣ソフトビニールの経年変化による退色や
皮膚に刻まれた年月の傷という勲章のことだった。

月も雲間の無きは嫌にて候。
ソフビ人形もくすみの無きは嫌にて候。


東京浅草の懐かしおもちゃの専門店
空想雑貨店主の綴る
おもちゃをめぐる
○美と冒険と思索のヒミツ●
ガンタマ日記
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